ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

カーペンターズの日と「パッセージ」

今朝いつものようにネットを見ていたら「カーペンターズの日」というのがトレンドに入っていて驚いた。1969年の今日、A&Mレコードと契約しカーペンターズとしての活動を開始とのことだが、今でも人気は衰えていないということだろう。

個人的にも大好きなアーティストであり、ブログに書いたこともある。それでも最近はあまり聴いていなかったので久々に1977年に発売された8枚目のアルバム「パッセージ」を聴いた。

パッセージ

パッセージ

Amazon

passage から連想するのはpassagerということで、最近でも「パッセンジャー」というSF映画が作られているように個人的には宇宙旅行のイメージがある。

このアルバムの最後に収録されているのが「星空に愛を」で、まさにそうしたイメージが広がるスケールの大きな歌だった。


www.youtube.com

元々は1976年に発売された「クラトゥ」というアルバムに収録されていた歌であるのは後になって知ったことであるが、今ではこのアルバムも大好きである。


www.youtube.com

1977年というと映画「未知との遭遇」がアメリカで公開された年でもある。日本では翌年になって公開されて自分も映画館で観て夢中になったものである。

実は今日は冨田勲の誕生日でもあった訳で、冨田も1978年に発売したアルバム「バミューダ・トライアングル」で「未知との遭遇」をモチーフにしている。

小芝と池田とマンシーニ

今日も気温は20度くらいまで上がっているが、昨日が暑すぎたので涼しく感じる。

そんな今日は小芝風花の誕生日で、ドラマ10「天使の耳」の放送日でもある。すでに昨年の3月に4Kで視聴済みではあるがネットでの反応が楽しみで見直しているところ。まだまだ4Kの視聴者は少ないのでドラマなどの感想を読むのが難しい。

自分も昨年このドラマの感想を書いたが、絶対数が少ないせいでそこそこ読まれた。それが地上波で放送されるとブログなどの記事も増えて多くの感想を読むことができて楽しい反面、自分の記事へのアクセスが減っていくのが寂しくもあったが、ネットなど日々アップデートされていくものだから仕方がない。

小芝が遊女を演じる大河の話題も、新たに福原遥小野花梨の出演が発表されて楽しみが増えたところである。

楽しみといえばこれも4Kで放送中の「舟を編む」が次回で最終回である。池田エライザが演じるヒロインが言葉と格闘しながら成長していく姿が実に魅力的であった。そんな池田も今日が誕生日である。

ドラマでは朝ドラの再放送「オードリー」も楽しんでいるところであるが、オードリー・ヘップバーンが主演した映画「ティファニーで朝食を」の劇伴を担当したヘンリー・マンシーニも今日が誕生日だった。

その主題歌は「ムーン・リバー」で、川から舟を連想し、ホリーの生き方からは遊女をイメージしてしまう。小芝も池田もマンシーニの音楽のような親しみやすさがあるので、これからの活躍が楽しみである。


www.youtube.com

桜とホラーとモリコーネ

季節外れの暑さ。長岡や三条では真夏日になったようだが、当地でもそれに近い気温となり寒暖差は20度くらいになった。朝は暖房を入れたが日中は冷房を入れたくなるほどであった。

そんな中、桜は満開となり昼前に公園まで自転車を走らせたが、あまりの暑さにぐったりしてしまった。こんな暑さの中で桜を見るというのもおかしなものである。これでは桜よりもホラー映画が見たくなってしまう。

室温も30度まで上がり、さすがに頭がぼーっとしてきたので音楽で刺激を与えることにした。最近はモリコーネのCDをよく聴いている。このベスト盤を聴いたことがモリコーネ沼にハマるきっかけになった。ダリオ・アルジェント監督の初期作品のサントラも最高であるが、あの「サスペリア」からはゴブリンが劇伴を担当していくことになる。


www.youtube.com

歓びの毒牙*4匹の蝿

歓びの毒牙*4匹の蝿

Amazon

ビル・コンティのサントラ

初夏の陽気。それでも朝は冷え込み、日中との寒暖差は15度。その影響もあって頭痛。そんな中、葬儀に出かけてぐったりとしたが、これでとりあえず一段落といったところ。

これで少しはブログに向き合える時間が取れるかもしれないが、書けるかどうかは分からない。とりあえず何かを書いてみようとネットで今日が誕生日の人を調べたらビル・コンティに目が止まった。1942年4月13日生まれだから今日で82歳になったようだ。

1976年公開の「ロッキー」で知られているが、2006年公開の「ロッキー・ザ・ファイナル」以降の作曲については不明である。

1981年公開の「007ユア・アイズ・オンリー」もお気に入りであるが、やはりスタローン主演の「ロッキー」シリーズと「フィスト」「パラダイス・アレイ」は外せない。

その他にも色々な作品があるが個人的には「結婚しない女」と「アンクル・ジョー」がジャケットも含めて大好きである。そんなビル・コンティのサントラはCDを見つけるのが難しかったが、レコードで買うことができたのはラッキーだった。


www.youtube.com


www.youtube.com

【4K】夢千代日記と樹木希林

今日も朝から雨で寒い。全国的に晴れて春の陽気とのことなのに、当地あたりだけ雲が立ち込めているようで損した気分。

早いもので今日で3月も終わり。明日から4月で新年度、それも月曜日スタートで切りが良い。テレビの編成も新しくなるが、番組表をざっと見た感じではあまりワクワクした感じはない。

新しい朝ドラはまたも戦争を挟むので見る気になれない。総じて新しいドラマより、昔のドラマに関心が向かってしまう。朝ドラでは再放送で「オードリー」を久々に見ることができるのが嬉しい。

4Kでは「続・夢千代日記」が始まる。これも何度も見返しているが、見飽きることがない。餘部鉄橋の景観はすっかり変わってしまったが、武満徹の音楽と共に忘れることができない。

あの「不適切にもほどがある」で話題になったテロップがこのドラマでも出るが、こうしたことにクレームを入れる方々には、こうした弱者の気持ちは分からないのかもしれない。このドラマも弱者を受け入れる寛容さを描いている。

その芸者の一人を演じていたのが樹木希林で、昨夜4Kで放送された「ヒロイン誕生」での主役であった。そこで「続・夢千代日記」の裏話があったが、あのお茶漬けを食べるシーンが彼女の演技プランによるものだったというのは驚きだった。つながった沢庵も印象的で、それを食べる無様な哀しみが見事に伝わってきたものである。

番組には今月14日に亡くなったばかりの寺田農も出演しており、文学座時代の話が興味深かった。それにしても、この「ヒロイン誕生」は以前総合テレビで放送していたが、これも4Kで放送してから総合に行くのだろうか。

最近の4Kは再放送ばかりで、たまに新作があっても総合での放送を前提にしたものばかりでプレミア感がなくなってしまった。昨年4Kで放送されたドラマ「天使の耳」も早くもドラマ10で放送されることになった。

個人的にはそろそろ「大草原」の特集番組を作って欲しいところである。アメリカではテレビ放送50周年を記念したイベントが開催されたようで羨ましい限り。ちなみにアメリカでパイロット版が初放送されたのが1974年3月30日のことである。日本では1年後の1975年3月21日に放送されている。そこで、個人的に50周年を祝してDVDで昔の吹替による「旅立ち」を見直したところである。

4Kでは新たな吹替で2019年4月3日から放送がスタートした。全話放送が終わってもう1年以上になるので、また再放送して欲しい。個人的に4Kのプレミア感というのは「大草原」のようなドラマをいつでも見られることにある。