ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ドラマ

「おしん」の香野百合子

自殺未遂で助かった佐和。その悲痛な思いをおしんに語る。女郎だった過去のせいで家庭内に不和が絶えない。自分だけなら耐えられるが、周りに迷惑をかけるのが辛いという。演じる香野百合子の独白が胸を締め付ける。 今だったら木村多江あたりが演じそうな役…

『いだてん』第26回「明日なき暴走」

昨夜の大河「いだてん」は感動的だった。アバンでの萩原健一が演じた高橋是清の存在感から始まって、本編ではアムステルダムでの人見絹枝の活躍が描かれた訳だが、演じたダンサーの菅原小春の凄みは圧倒的だった。100メートルでは4位に終わってしまい、これ…

清原果耶と千遥

思いやる心の切なさの余韻に浸っている。手紙で語られた千遙の過去。短い描写でありながら深い余韻を残して終わった。清原果耶と原日出子の親子関係を想像する。置屋での生活から、ドラマ「夢千代日記」を思い出した。千遥の視点から描いたスピンオフが見た…

「なつぞら」の清原果耶

先週のラスト、三つ編みの少女の後ろ姿で予感はあったが、やはりそうだった。なつの妹、千遥役は清原果耶だった。どの程度の描かれ方をするかでも違うが、暗い過去を持った少女となると、それ相応の演技力が求められる。話題性を狙って知名度だけを優先して…

ドラマにおける仕事の現場

毎朝、7時15分になるとテレビの前に座る。そしてBSプレミアムにチャンネルを合わせ、何度目かの「おしん」を見る。おしんが上京して髪結いの修行をするエピソードは何度見ても楽しい。女たちの集団の中での立ち回りが実に巧みに描かれる。おんなという存在が…

今日の「おしん」と「なつぞら」

2019年05月26日「なつぞら」 なつのルームメート役を演じている水谷果穂。どこかで見覚えがあると思ったら、2016年のドラマ「こえ恋」だった。このドラマ、ヒロインの永野芽郁をはじめ、大友花恋、唐田えりか、川栄李奈も出演。なかなか魅力的なドラマだ…

ドラマ「キャッスルロック」と映画「幻の湖」

朝から雪が降り続いた。最高気温は2度未満で真冬の寒さだった。こんな時は暖かい映画が見たくなる。だけどドラマ「キャッスルロック」を見続けてしまった。 スティーブン・キング原作、J・J・エイブラムス製作のドラマだ。これが身も凍るような内容だから…

ドラマ「相棒17」最終回

午後からは予想通りに頭痛で寝込んだ。最近は前夜の天気図を見ただけで予想ができる。安定した高気圧による晴天が続いた後での低気圧の発達に、南風による気温の上昇といったこと。特に季節の変わり目は症状が悪化しやすい。こうなると何もできないので無理…

ドラマ「トクサツガガガ」

初回も面白かったが、第2話も最高だった「トクサツガガガ」。小芝風花は掛け合いでより輝く。初回は日常生活にくすっとさせられたが、今回の倉科カナとのやりとりは爆笑の連続だった。同じ思いを持ちながら、世代間での微妙なギャップが切なくも面白い。 そ…

年末年始のドラマなど

寒い日が続いている。東京では雨が降らない日が続いているようだが、こちらは連日の雪。今日は久々に朝から晴れたが、放射冷却でマイナス8度という厳しい冷え込み。思考も凍結したままだが、そろそろ動かさないと本当にダメになってしまいそうだ。ブログも…

ドラマのこと

今日も真冬日で雪が降り続いた。そして、テレビでドラマを見続けた。 まずはテレ東で9月に放映されたドラマ2本。1本目は佐藤浩市主演の「Aではない君と」。少年犯罪の当事者とその家族の葛藤を山本むつみの脚本で繊細に描いた。演出は「アンナチュラル」…

Amazonランキング大賞 (日本のTVドラマ部門)

今日も雪で真冬日。それが明日も続く。それに追い打ちをかけるかのような頭痛も続いた。 Amazonランキング大賞 の日本のTVドラマ部門を見た。「おっさんずラブ」が1位から3位を独占。ブームを裏付ける結果だ。視聴率が低くても、熱心なファンによって消費…

ドラマのこと

雪が断続的に降り続いている。積雪は早くも50センチを超え、屋根の雪下ろしをした。日中の最高気温も氷点下の真冬日。暖冬との予報が空しい。 そんな中、個人的に嬉しいニュース。ドラマ「透明なゆりかご」が芸術祭で大賞となった。ドラマを見ていない人に…

瀬戸康史と気になる女優

雪が降り続いている。最高気温は2度。ストーブがあっても寒い。先週は自転車に乗っていたのに、一気に真冬になった。寒暖差が大きすぎて体がすぐに順応しない。暑いのは嫌だが、寒いのはもっと嫌だ。 そんな寒い日でも、朝はしっかり起きて朝ドラを見る。そ…

ドラマW「イアリー」

昼食後、またも頭痛で寝込んだ。 半日ベッドに横になって何もできなかった。音楽さえ聴く気になれない。当然ネットも見ることができない。 夕食後、ようやく頭痛も治った。連続ドラマW「イアリー」を2話まで見た。不気味な人間模様に引き込まれて続きが気に…

ドラマ「下町ロケット」失速

昨日の福岡国際マラソンは面白かった。14年ぶりの日本人選手の優勝に興奮した。けれども妙なところが気になった。それは選手のシューズだ。赤系が目立った。ドラマ「陸王」のRⅡを思い出した。どうやらリアルでも熾烈な開発競争が繰り広げられているようだ。…

ドラマ「たんとんとん」

昨日の晴れから一転、冷たい雨が降り続いている。 そして、またしても頭痛。外では雨の中、家の新築作業が続いている。 たんとんとん。 山田太一脚本の大昔のドラマのタイトルでもある。森田健作が父の急逝により、高校を中退して大工見習いになる若者を演じ…

ドラマ「ドロ刑」と余貴美子

先日の「ドロ刑」第6話のゲストは余貴美子。さすがの貫禄で圧倒的な存在感だった。チャラいドラマが見事に締まった。 被疑者を連れての引き当たり捜査がロードムービーの趣きで楽しい。コメディとシリアスの配分が絶妙で、サスペンスからヒューマンドラマへ…

芸術祭受賞ドラマ「眩(くらら)」

朝から雨。そして11月らしい寒さ。だんだんと気が滅入ってくる。 またしてもハードディスクに録画していた番組が消えた。さすがに2回目ともなると、このまま使い続けるのが不安になってくる。いずれにしてもハードが壊れたら、それで終わりである。もう先…

坂元裕二とドラマ

どんよりとした天気が続いている。気温も平年並みに下がってきたので、灯油の準備もした。これでストーブをいつでも点火できる。 昨夜のNHK「プロフェッショナル」は脚本家の坂元裕二だった。脚本家の創作現場を見ることができるのは貴重で刺激的だ。「生き…

フランシス・レイの訃報と「獣になれない私たち」

低気圧の発達で荒れ模様の天気。その低気圧に向かって暖かい風が吹き込んでいるせいで妙に生暖かい。暖かいのは歓迎だが、これはもう気持ち悪い。例によって頭痛になっているので大変だ。ころころと変わる天気に体調も安定しない。テレビを見る気になれない…

ドラマ「フェイクニュース」とブログ

早くも11月。年末に向かって加速度が付き始めた。寒気の影響で、連日冷たい雨。なかなか秋晴れにならない。夏から一気に冬に突入しそうな日々が続いている。 暑くても寒くても頭は働かない。ここ数日は一気に寒くなって、まともに動く気にもなれない。なん…

ドラマ「まんぷく」と不公平な時代

昨日から克子の長女タカとして登場した岸井ゆきの(26歳)から目が離せない。今朝の放送では闇市で靴みがきをするシーンが描かれた。妹の吉乃役の濱田優音(11歳)と並んでいても、まるで違和感がない。簡単に値切られてしまって悔しがる表情が良い。 そ…

ドラマ「まんぷく」の叫びと絶望

土曜朝の「まんぷく」を見てから体調が悪くなった。まるで萬平にシンクロしたかのようにベッドに横になり動けなくなった。秋晴れが続いた後での低気圧の発達で予感はあった。けれども防御はできない。久々の激しい頭痛に嘔吐も伴った。そんな苦しみの中でド…

ドラマ賞

ネットを見ていたら、色々なドラマ賞が発表になっていた。見ていたドラマが受賞するとテンションが上がる。受賞のコメントを読むのも楽しい。 www.oricon.co.jp 作品賞 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)主演男 山田孝之、菅田将暉(金曜ナイトドラ…

疎開生活が楽しいドラマ「まんぷく」

今朝の「まんぷく」は疎開生活の日常を描いて秀逸だった。戦時中だって悲惨なことばかりではない。こうした、ささやかな幸せだってあったはずだ。タイトル前の寸劇から、もう楽しい。 台所で塩漬けをしている福子(安藤サクラ)と鈴(松坂慶子)。そこに萬平(長…

秋のドラマと自転車

気がついたら10月も早、中旬になっていた。先週の土曜日は猛暑日だったのが嘘のように、すっかり秋の趣で、コタツも出した。コタツに入ると動きは止まり、思考も停止してしまう。せめてブログだけでも書きたいところだが、頭が働かない。困ったものだ。と…

ドラマ「透明なゆりかご」特別ロング版

芸術の秋。なかなか心が震えるような作品に出会えない。そんな中、またしてもドラマ「透明なゆりかご」を見てしまい心が動いた。 昨日の深夜11時55分からの「ネトバズ」にて最終回が放映された。それも3分ほど長いロング・バージョンだ。最終回そのもの…

ドラマ「極道めし」と「義母と娘のブルース」

久々にラジオを聴き続けている。こうしてネットを見たり、ブログを書いたりはできるが、さすがにテレビは見られない。夏のドラマはほぼ見終わったが、録画した映画はたまる一方だ。 WOWOWで始まった007の集中放送を見続けている。2010年にも録画した…

ドラマ「透明なゆりかご」最終回の余韻

朝から冷たい雨が降り続いている。ちょっと前までの暑さが嘘のように、すっかり秋の気配だ。 昨夜の「透明なゆりかご」最終回の余韻が消えない。何から書いていいのか分からない。これまでも毎回そうだった。 見て、感動して、それを何とか言葉にしたいと思…