ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

大草原の小さな家

【備考】よみがえる光~ブラックジャック

まだ梅雨入りしていないのに、梅雨のような天気が続いている。寒暖差も大きくて体調も良くない。鈍い頭痛もあり、頭がぼんやりしているせいでブログも書けないままだ。 そんな日曜日、当地でも高齢者へのワクチン接種が進められており、付き添いで地元の小学…

小さなYeah10~三角巾

シーズン4「狼」より メアリーの被り物で、これまで麦わら帽子、ボンネット、ナイトキャップを取り上げたが、出番は少なかったものの印象的だったのが三角巾(バンダナ)である。 初めて登場したのがシーズン2の「長く危険な道」の回で、キャロラインのバ…

【備考】幻のエレン~ホラー映画

シーズン4の「幻のエレン」はストーリーはともかく、映像的には色々と見所が多い回である。脚本・演出はマイケル・ランドンで、彼の嗜好(作家性)を考えるにあたっても興味深い。 先日4月9日に公開されたホラー映画「ザ・スイッチ」の監督であるクリスト…

【備考】幻の赤ちゃん

BS4Kでシーズン5の「幻の赤ちゃん」を見た。4月から放送時間が土曜の5時に変更になり、落ち着いて見ることができなくなってしまったが、久々にメアリーがメインの回だけに無理をして見ることにした。 ストーリーの中心はメアリーの妊娠ではあるが、邦…

【備考】雪あらし

昨日から強風が吹き荒れている。今朝はそこそこ気温も下がって、久々にストーブを点けた。当地ではようやく雪も消えて、桜も満開となったが、今年の冬はとにかく雪に苦しめられた。 それだけにシーズン3の「雪あらし」の回は身につまされて、繰り返し見たい…

小さなYeah9~天国の門

シーズン5「なかよしの妖精」より いつも寝る前に本を読んでくれたチャールズが出稼ぎで不在のため、一人で淋しさを募らせていくキャリー。キャロラインから苺を採ってくるように頼まれて森に入り、そこで自分にそっくりなアリッサという妖精に出会う。 演…

【備考】心をつなぐ旅~川

このところ暖かい日が続いていたが、今朝は氷点下の冷え込みになった。まだまだ油断はできない。そのため濃霧も発生し、車を運転するのも緊張してしまう。 だいぶ雪溶けは進んだが、近くの河原にはまだまだ多くの雪が残っている。その景色を見ていたら、ある…

【備考】メアリーの結婚

ドラマでは色々な結婚式が描かれたが、個人的にもっとも印象的だったのがメアリーとアダムの結婚式だった。 桃の節句の昨夜、BS4Kでシーズン5の「メアリーの結婚」が放送された。桃色の(ような)ワンピースが似合っていた少女は、母親から贈られたブル…

小さなYeah8〜名探偵

シーズン4「小さな名探偵」より いつの時代でも子供は探偵ものが大好きである。自分も小学生の頃にポプラ社の少年探偵シリーズを夢中で読んで小林少年に憧れたものである。だからローラとアンディの気持ちはよく分かる。 ([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩…

小さなYeah7〜新聞記者

シーズン5「オルソン夫人は新聞記者」より かつてスプレイグの銀行だった建物で新聞が発行されることになる。その新聞の名前がPen&Plow(ペンとスキ)というのが面白い。 ペンは当然としてスキとは何だろう。普通は農業用の鋤を思い浮かべることだろう。シ…

【備考】なつかしの故郷へ〜トビーとハンソン

以前「オズの魔法使」の記事で「家が一番」というメッセージが「大草原の小さな家」と共通すると何となく書いた。 映画でのドロシーのセリフが印象的だったからだが、それは字幕からの情報であって原語のThere's no place like homeを聞き取れた訳ではない。…

小さなYeah6〜花火

シーズン2「自由よ永遠に」より 日本で花火というと夏の風物詩であり、その地域の夏祭りと共に打ち上げられることが多い。例えば長岡花火は空襲のあった8月2日に打ち上げられて、戦争の記憶を今に伝えている。同じ夏でもアメリカの花火は7月4日の独立記念…

小さなYeah5〜ナイトキャップ

シーズン1「すばらしい収穫」より 昼間のボンネットに対して夜はやはりナイトキャップである。個人的にドラマで特に好きなのはローラとメアリーが寝る前にするベッドでの他愛もないおしゃべりである。その時に二人が被っているのがナイトキャップである。 …

小さなYeah4~ボンネット

シーズン1「すばらしい収穫」より ドラマでもっとも印象的なファッション・アイテムはボンネット(bonnet)である。ヨーロッパの伝統的な帽子で、17世紀から18世紀にかけてよく使われていたらしい。元々は女性の既婚者が着用していたようでキャロラインには…

小さなYeah3~麦わら帽子

シーズン3「にせの牧師さん」より メアリーの麦わら帽子。個人的には夏休みを思い出すだけに、教会へ被って行くのには少々違和感を感じてしまう。 それでも成長したメアリーにとってはオシャレなアイテムなのだろう。このへんの感覚は正直よく分からない。 …

小さなYeah2〜首斬り

シーズン3「こわい夢」より 首飾りと首斬り。漢字一文字の違いなのに受ける印象は大きく異なってしまう。美と醜、まさに似て非なるものである。 お皿の上にはオルソン夫人の首。ハロウィンの夜にオルソンが夫人の首を斬るところを目撃したローラ。メアリー…

小さなYeah1〜首飾り

シーズン5「父の愛」より メアリーが付けている首飾りは手作りである。これを作ったのは一人娘のいる太った男。娘が自分の姿を恥じているのを知った男は出稼ぎに行くと嘘をついて盲学校に住み込みで働くことになる。仕事中に屋根から落ちた男は重傷を負って…

【備考】勇気をもって~アメフト

新たにレギュラーになったアダムとアルバートの有能さが印象的なエピソード(シーズン5)。それだけにローラとメアリーは彼らをただ見守るだけの存在になってしまう。 アダムが登校拒否の生徒に対して、どのような指導をするのかが見所でもある。問題は生徒…

【備考】家族はひとつ

シーズン5はいきなり前後編でスタートする。前編はウォルナット・グローブを離れたインガルス、ガーベイ、オルソンの家族がウィノカという都会に集結していく過程が面白い。そして後編のオープニングではメアリーの授業風景が描かれて印象的。 ここからチャ…

大草原の小さな家【特別版】~過去と未来

BS4Kでのシーズン5のスタートは来年になるようなので、まだ見ていなかった特別版を見ることにした。DVDには「大草原の小さな家-特別版-」として「きのうの日々」「この愛すべき子ら」「最後の別れ」の3話が収録されており、それぞれ95分の長編である…

【備考】失われた光~新たなる希望

「エピソード4」と聞くと個人的には1978年公開の映画「スター・ウォーズ」を思い出す。副題は「新たなる希望」。 「シーズン4」と聞くと今はドラマ「大草原の小さな家」を思い出す。その最終回の邦題は「失われた光」であるが、(特に後編は)個人的に「新…

【備考】すばらしい贈り物

自分の趣味の買い物は自分への贈り物でもある。そんな買い物を今年はほとんどしなかった。昨年の11月にAmazonで4Kテレビと「大草原の小さな家」のDVDボックスを購入して以来、今年は一度もAmazonを利用しなかった。とりあえず、その二つの物で満たされ…

【備考】夢を見た町

この時期にしては珍しく、晴天と暖かい日が続いている。過ごしやすいのは良いのだが、これに慣れてしまうと余計に寒さが堪えることになってしまい、体調管理が大変である。コロナの感染者数も全国各地で過去最多を記録している中、当地でもついに感染者が出…

【備考】わたしの赤ちゃん~今そこにある危機

朝ドラ「エール」では主人公の弟の結婚が描かれた。その福島のリンゴ農家の一人娘を演じたのが志田未来で、父親を演じたのがマキタスポーツ。当然、父と娘で確執があり、それがドラマになる。 シーズン4の「わたしの赤ちゃん」でも、そうした父と娘が描かれ…

【備考】母さんの初恋〜小さな恋のメロディ

このところ寒い日が続いているが、早くも初雪が降った。初雪と言えば美しくも儚いものであるが、それは初恋にも言えることである。 シーズン4の「母さんの初恋」は甘くて少しほろ苦い初恋をキャロラインが思い出していくストーリー。二人の結婚記念日、女性…

【備考】先生になったメアリー

アメリカのサイトで「大草原」の最高のエピソードとして1位と2位になっているのがシーズン4の「メアリーの悩み」と「先生になったメアリー」である。「メアリーの悩み」についてはすでに書いたが、今回4Kで「先生になったメアリー」を見て、色々と面白か…

【備考】小さな恋、大きな愛〜リトル・ダーリング

BS4Kでシーズン4の「小さな恋、大きな愛」を見た。 邦題のようにローラの恋を描いた「小さな恋」とチャールズの仕事と家族への思いを描いた「大きな愛」のストーリーが同時進行する。 面白いのは当然、ローラの恋のパートではあるが、シーズン1の「ロ…

【備考】自由への旅

「人は何で憎しみ合うの?」というローラの問いはシリーズを通して描かれてきた問題提起の一つである。 それに対してチャールズは「それは人には分からない。分かるのは神様だけだ」と答える。分からないからこそ信仰がある。 この先住民に対する差別問題は…

【備考】若い夢〜ビードル先生とネリー

BS4Kでシーズン4の「若い夢」を見た。 「若い夢」とは若いネリーの結婚への夢ということだろうが、原題のHere Come the Brides「ここに花嫁が来る」の方が分かり易い。こことは養豚場で、ビードル先生とネリーが農家の嫁になるというストーリー。日本で…

【備考】気球が飛ぶ日

BS4Kでシーズン4「気球が飛ぶ日」を見た。 これはフェアで楽しむインガルス一家の姿を見るだけの回で、ストーリーはないに等しいが、クライマックスの気球が飛ぶシーンは楽しかった。 1783年にフランスで熱気球の有人飛行が成功したとのことで、ド…