ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ドラマ「相棒」と「僕だけがいない街」

時々、色々なことがシンクロしてしまうことがある。例えば、ふと見た映画が、その時の心情と一致したりすることや、ドラマで見た事件が、現実でもニュースになっていたりすることだ。一つの作品を見たり、聴いたりして、色々と連想するのが好きだったりする。

今、この地域では「相棒」の再放送をやっている。昨年の10月にシーズン1が始まり、現在がシーズン12だ。途中、シーズン5、6と8、9と11が抜かされた。そして最新のシーズン14は先日、最終回を迎えた。この半年間で8/14を見ることができた訳だ。

「相棒」を見始めたのは、まだ最近のことだ。シーズン11が始まる前のことで、きっかけについてはブログにも書いた。東京ではセレクションとしてバラバラに放送していたので、とりあえず暇になってから見ようと録画だけは続けていた。当然、抜けてる回はあったものの、それで補うことはできた。

リアルタイムで見始めたのはシーズン13からだが、全部は見ていない。今回のシーズン14が初めての完走ということになる。それと同時にこうして過去の回も、ほぼ見ることができたのは幸運だった。

そして昨日、シーズン12 #9 「カモメが死んだ日」が放送された。オープニングとラストに登場するカモメ。カモメ芸者と半玉芸者という存在。甲斐の初恋、新潟から上京した女の半生を追い、母親を訪ねる。外は雪。男の愚かな純情、非情にかけられる「あんた、バカじゃないの!」という言葉。市井の人々の生活や過去が、生き生きと描写されていく。最後まで見て納得。あの最終回の脚本より、自分にとっては魅力的だった。

その夜、アニメ「僕だけがいない街」の最終回。「バカなの」という言葉と雪の降るシーンが印象的だったが、ラストは期待以上だった。久々に雪遊びをしたいと思った。

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二つの作品に共通すること。小学生時代の思い出、恋、雪、バカ…。ささやかな日常の描写が魅力的ということ。そして翌朝、雪が降った。