ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

1997年の日本映画

1997年の記録が今のところ何も見つかっていない。いったい、どんな年だったのか、まるで記憶がない。

4月に消費税が3%から5%になったので、その対応に追われていたような気がする。11月には拓銀や山一が破綻しており、色々と厳しい状況だったのかもしれない。

それでも映画館にはけっこう出かけている。この年の7月、宮崎駿の「もののけ姫」が大ヒット。当然、観たが以前のような感動はなかったと思う。

それよりも「スター・ウォーズ」の特別篇が公開され、ブラッシュアップされた映像に魅せられた。あの「タイタニック」が11月に公開されたが、見たのは1月1日だった。

洋画は色々と観たが、この年は邦画の方がより印象に残っている。ビデオには翌年に放映された日本アカデミー賞の模様が唯一残っている。なぜ録画したかと言うと中山美穂が「東京日和」で主演女優賞にノミネートされていたからだ。10月18日公開。当時は大のお気に入りでLD、CD、写真集を購入した。

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この頃の中山は美しさのピークにあったと思う。あの「Love Letter」も印象的だった。もうマニアックに彼女が出ている番組を録画し、雑誌を購入していた覚えがある。

それから広末涼子主演の「20世紀ノスタルジア」が7月26日に公開。これで広末に魅せられて、当時発売されたばかりのDVDを購入した。

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5月10日に公開された「失楽園」も観た。この頃はまだ黒木瞳は可愛いらしかった。黒木はこれで主演女優賞をとった。共演の役所広司も主演男優賞。

なお、この年には角川春樹が監督した「時をかける少女」も公開された。映画はともかく松任谷正隆のサントラは今でもお気に入りだ。

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そして3月15日と7月19日に「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版が公開された。これは松竹セントラルに観に行ったことを良く覚えている。アスカが復活したところでエンドになり唖然とし、会社の女子が居たのに驚いたのだ。

それから三谷幸喜の初監督作品「ラヂオの時間」が11月8日に公開された。とにかく面白くて大笑いしたのを覚えている。しかし、その後、映画館で彼の作品を見ることはなかった。