ささやかな日常の記録

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映画「パッセンジャー」

珍しく今日も朝から快晴で、気温も上がった。そのため久々にシーツを洗い、布団も干すことができた。朝にはエアコンを点けたが、日中はストーブを点けずに済んだ。それだけでも快適だった。ただ、散歩には出ず、家にとどまった。

 

午後からメガヒット劇場で「パッセンジャー」を見た。まったく予備知識がなかったが、なかなかの大作SFで見ごたえがあった。

パッセンジャー (字幕版)

パッセンジャー (字幕版)

  • 発売日: 2017/06/28
  • メディア: Prime Video
 

 120年かかる植民地星に向かう宇宙船の中が舞台。主人公は冷凍睡眠から、わずか30年で目覚めてしまう。残りの90年を独りで生きていかなければならないという極限状況下でのドラマが展開する。

そこで冷凍睡眠中の女性に恋をしてしまう。カプセルに向かって語りかける姿は、あの「火の鳥・未来編」を想起させた。「2001年」や「月に囚われた男」など多くのSF映画のイメージが盛りだくさん。そのため目新しさはなかったが、ジェニファー・ローレンスの存在が魅力的だった。

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主人公はクリス・プラット。あのジェラシック・ワールドにも出て、超売れっ子だ。ちょい役でローレンス・フィッツバーンも登場するが、基本2人だけの密室劇の趣き。多くの葛藤が描かれるが、あまりにも予定調和で意外性はなかった。

船内に樹を植えるのは「サイレント・ランニング」を想起させるが、もっとひねって欲しかった。ラストはあまりに平凡だった。

吹替で見たが、最後はJUJUの歌が流れる。一気に安っぽくなるから不思議だ。トーマス・ニューマンのサントラはミニマルで、いかにもピッタリだった。脚本はジョン・スぺイツ。前作が「プロメテウス」ということで、大いに納得した。


PASSENGERS - Official Trailer (HD)