ささやかな日常の記録

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映画「ローグ・ワン」

昨日、寒い中、買い物に出たせいか、または今朝の冷え込みのせいか、またも頭痛で目覚めた。朝食の準備中に吐き気がしたが、なんとか食べることはできて悪化はしなかった。さすがにこの寒さでは起床時に血圧サージが起きているのではと心配になる。だんだんと寒さに慣れてしまい室温が14度で十分に思えてしまうほどだ。

 

ようやく「ローグ・ワン」を見ることができた。あの「エピソードⅣ」の冒頭につながるストーリー。もう、あの頃のワクワク感が甦り、クライマックスは圧巻、そして感動。「フォースの覚醒」は見返したいと思えないが、これはもう何度も見たいと思わせてくれる出来だった。映像は古びているが、お馴染みの世界観がより現実味をもって迫ってくる。やはり自分にとっての「スターウォーズ」は旧3部作なんだと改めて思い知らされた感じだ。これは映画館で観たかったと残念でならない。先日には最新作「最後のジェダイ」が公開されたが、こちらはもうどうでもいい感じ。新たな世代の物語はもう完全に別物だ。特撮の凄さよりも、やはりストーリーなんだと思う。

 

何度も見たい映画というと「スターシップ・トゥルーパーズ」なんかもそうだ。特撮もそれなりに凄いが、それ以上に映像にパワーがある。それが戦場だと言わんばかりに残酷描写も容赦ない。それでいて主人公の成長物語にもなっている。恋愛描写においても、その心情の変化が印象的だ。最初ビッチに思えた女性がだんだんと魅力的になっていき、最後には忘れられない存在になる。こうした積み重ねがきちんとできている映画は面白い。

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そして、どちらも音楽に勢いがある。「ローグ・ワン」ではマイケル・ジアッジーノがウィリアムスのテーマ曲を編曲しているのが、これが若々しくて良いのだ。「スターシップ」はもうベイジルの青春賛歌でもあるし、皮肉を込めた戦争賛美の熱いスコアが燃える。やはり映画にはこうした音楽が必要だ。