スターチャンネルの無料放送で「ヘル・レイザー」を見た。１９８８年日本公開。顔にピンの刺さった魔道士のビジュアルは知っていたが、映画は見る機会がなかった。
パズルボックスによって異世界の扉が開かれるビジュアルはそこそこ魅力的。だが映画はそっち方面には向かわず、そこで破滅した男の現実を描く。ファンタジーよりもスプラッター描写が中心なのは好みが分かれるところ。おそらく次作以降で異世界が描かれていくのだろう。
音楽はクリストファー・ヤング。この後、「ザ・フライ２」を担当するが、いまひとつB級感がぬぐえない感じ。「スピーシーズ」「スパイダーマン３」「スペル」あたりが好みだろうか。
１９８８年公開の映画でホラーテイストだったのが「危険な情事」。映画館で観て以来、見直してはいないがもう十分って感じ。グレン・クローズがとにかく恐ろしくて二度と見たくない。あと、「ポゼッション」という異色なホラーがあった。こちらはイザベル・アジャーニが魅力的でHDで見直したい映画の一本だ。
