今日で日劇が閉館になる。1984年に有楽町マリオンに日本劇場として開館して以来、随分と通ったものだ。1986年に港区にある会社に入社してからは、仕事帰りにもよく利用した。その上映作品をWikipediaで調べたら、けっこうな本数を観ていて驚いている。こけら落としの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を観たときはまだ大学生だった。
「ナイルの宝石」(1986)
「第五惑星」
「エイリアン2」
「ベスト・キッド2」
「アンタッチャブル」(1987)
「ロボコップ」(1988)
「ブロードキャスト・ニュース」
「ランボー3/怒りのアフガン」
「ウィロー」
「3人のゴースト」
「ダイ・ハード」(1989)
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
「007/消されたライセンス」
「ブラック・レイン」
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」
「オールウェイズ」(1990)
「ローズ家の戦争」
「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」
「ゴッドファーザーPARTⅢ」(1991)
「ダンス・ウィズ・ウルブス」
「バック・ドラフト」
「ターミネーター2」
「ケープ・フィアー」
「愛と死の間で」(1992)
「愛人/ラ・マン」
「フック」
「エイリアン3」
「ホーム・アローン2」
「ラスト・オブ・モヒカン」(1993)
「ロボコップ3」
「幸福の条件」
「クリフ・ハンガー」
「ライオン・キング」(1994)
「トゥルーライズ」
「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1995)
「ウォーター・ワールド」
「007/ゴールデン・アイ」
「ブロークン・アロー」(1996)
「陽のあたる教室」
「ツイスター」
「ザ・ロック」
「戦火の勇気」
「ザ・エージェント」(1997)
「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」
「ボルケーノ」
「フェイク」
「GODZILLA」(1998)
「アルマゲドン」
2002年に改装されて日劇1に名称が変わってからは一度も行っていない。1998年の暮れに転居したためだ。それにしても改めてリストを見てみると壮観である。当時の大ヒット映画のオンパレードで大勢の観客と観た映画体験だった。
なお、「タイタニック」と「スター・ウォーズ エピソード1」は別の映画館で観ている。あまりの混雑に入場できなかったのだ。そのおかげで楽しみにしていた「エイリアン4」はここで観ることができなかった。
印象的な映画は色々とあるが中でも「エイリアン2」は強烈だった。1986年8月30日の公開前に特別オールナイト上映があった。新入社員になって久々に大学時代の友人と飲んだ帰りに時間が合ったので観ることにした。
予備知識はなく、熱気あふれる場内での圧倒的な映像体験は唯一無二だった。同じことが1989年の「ダイ・ハード」にも言える。仕事帰りに観るアクション映画はストレス発散に最適だった。
基本的には東宝系の映画は割引で観ることができたので鑑賞券は買わなかった。それでもチケット・ショップで安かったものは購入していたので、何枚か見つけることができた。
「スペース・キャンプ」は鑑賞券を買ったものの観ることができなかった。1986年7月公開。新入社員は色々と忙しく、気がついたら終わっていた。同年1月のチャレンジャー号爆発事故の影響ですぐに打ち切りにでもなったのだろうか。ジョン・ウィリアムズの音楽が楽しみだったが、未だに見ることができないままだ。