ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画「22年目の告白 -私が殺人犯です」

連休後半は雨から始まった。少し肌寒く、低気圧の影響か、鈍い頭痛が続いた。こんな日は家で何も考えずに過ごすに限る。

映画「22年目の告白 -私が殺人犯です」を見た。ドラマ「シグナル」と同じようなテイストだと思ったら、こちらも韓国映画のリメイクだった。単純に面白いけど、後味の悪さが残る。時効の扱いや過去の亡霊が現在に甦るというのも「シグナル」と同じで、こちらの感情を逆なでする。1995年の震災が背景に描かれ、当時に思いを馳せた。刑事役の伊藤英明の妹役で石橋杏奈が出演していたが、あまりにも痛々しかった。犯人役の藤原竜也はやっぱりいつもと同じ。

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たまたま藤原が以前に出演した映画「カイジ」2本を見たばかりだった。人間の愚かな姿が漫画のように描かれて単純に楽しめた。漫画的といえば映画「GANTZ」2本もそうだ。どちらも日本テレビの制作で漫画原作によるものだ。そしてヒロイン的存在として吉高由里子が出演していた。

ドラマでも、また「ライアーゲーム」を見てしまった。とにかく戸田恵梨香が魅力的で内容はどうでもいい。最初の5話だけ繰り返し見ていたいほどだ。

トラウマの解消も、ギャンブルに興じることも、不条理に立ち向かうことも、すべて同じ。愚かしい行為であることに違いはない。自分にとってリアルでは経験することはない。それでも映画やドラマでは単純に魅せられてしまう。ばかばかしいと思いつつも、つい見続けてしまう。時間の無駄遣いという点では、これも愚かな行為といえるのかもしれない。