ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ドラマ「下町ロケット」失速

昨日の福岡国際マラソンは面白かった。14年ぶりの日本人選手の優勝に興奮した。けれども妙なところが気になった。それは選手のシューズだ。赤系が目立った。ドラマ「陸王」のRⅡを思い出した。どうやらリアルでも熾烈な開発競争が繰り広げられているようだ。あのNIKEが新素材で厚底シューズを開発したらしい。それによって好記録が出ているとのこと。服部勇馬の走りにドラマでの竹内涼真が重なった。途中で失速することもなく、無事にゴールできて安堵した。

f:id:hze01112:20190312132836j:plain

その竹内が出演しているドラマ「下町ロケット」が残念ながら失速している。前半はそれなりに面白かったが、後半は何だかグダグダになってしまった。尾上菊之助演じるギアゴースト社長の闇落ちにモヤモヤが消えない。

昨夜のトラクター対決もあまり盛り上がらなかった。何千人ものエキストラを集めたようだが、リアルだったらどうだったかなって思った。農業イベントにあんなに人が集まるだろうか。マラソンとは違うのだ。ドラマの舞台は岡山だったが、ロケは引き続き燕市だったようだ。米どころ新潟では大人気のようで何よりだ。

朝ドラ「まんぷく」もダネイホン製造あたりから、ちょっと失速気味だ。福子と萬平、そして鈴の描写が置き去りになっている。社員の群像劇は楽しいが肝はそこにある訳ではない。個人的には岸井ゆきの演じるタカの活躍がもっと見たいが、そうもいかない。どうバランスを取るかは本当に難しい。

あまり評判の良くない「獣になれない私たち」もそうだ。あえてバランスを崩している気もするが、視聴者がおいてきぼりになってしまっている。これでは残念ながら視聴率は上がらない。

逆に期待していなかったドラマは、どんどんと面白くなっていく。コメディとして見始めた「ドロ刑」はシリアス要素が興味を引く。遠藤憲一中村倫也演じる男の対決が楽しみだ。

そして途中から見始めた「今日から俺は」も最高だ。前回の清野菜名のアクションに萌えた。あの髪型を見ているとリアルに当時の高校生活を思い出す。ストーリーなど関係なく、キャラクターの魅力で見せる。

なんと上記の3本はすべて日本テレビのドラマだ。

NHKは「まんぷく

TBSは「下町ロケット

テレ朝は「相棒」

テレ東は「ハラスメントゲーム」

フジはなしという現状で秋ドラマでは大健闘だ。それぞれ、どんなゴールになるか楽しみだ。