寒気は緩んだというのに雪が降り続いている。 そして寒い。今月はこれまで2日間、頭痛に悩まされた。今日は頭痛ではないが、頭がボーッとして何もする気になれない。そこで過去の日記に目を通している。まるで変わっていない当時の自分に苦笑するばかり。
1983年の今日、1月22日は土曜日だった。久々に新宿に出て、バリー・マニロウのチケットを購入していた。S席が1万円だった。
それから8年後の1991年の1月22日は火曜日だった。仕事の帰り、池袋の芸術劇場でベートーベンの交響曲第６番「田園」を聴いていた。
その翌年の1992年の1月22日は金曜日だった。仕事の帰りに渋谷のル・シネマにて「マルセルのお城」を観ている。「マルセルの夏」の続編で、どちらもLDを購入したほど大好きな映画だ。
そして1994年の1月22日は再び土曜日だった。この時も新宿に出て、ミラノ座で映画「パーフェクトワールド」を観ている。一発の銃声に衝撃を受け、今でも忘れられない映画の一本だ。
とにかく大寒のこの頃は寒くて、1年で最も気分が落ち込む。それでも、ささやかな思い出はあるものだ。
