ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

今日の頭痛とドラマ

ようやく1月が終わる。早く3月にならないかと思う。雪はもう、うんざりだ。昨日の晴天から一転、朝から冷たい雨。この雨も夜には雪に変わった。気温もだんだんと下がっている。

天気も体調も急激に変化する。昨夜の天気予報を見て予感はあった。急激な低気圧の発達による気圧の変化。今朝の目覚めは鈍い頭痛。それが昼にかけて徐々に確かな輪郭を頭の中に描き出していく。それを消そうとガムを噛むが、効果はなかった。昼はなんとか食べられたが、そこまでだった。痛みに何もできずに耐え続けた。夕方になって少し落ち着いた。

結局、今月も3回、頭痛に悩まされた。ほぼ10日に1回。薬を飲まずにいることが良いのかどうかは分からない。しばらくはこのまま推移を見守っていこうと思う。

ドラマのことを少し。今年の冬ドラマで録画を残しているのは2本。NHKの「トクサツガガガ」と、テレ東の「デザイナー 渋井直人の休日」

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どちらも日常の描写が丁寧で、外見と内面のギャップによる妄想ドラマとして最高に面白い。繰り返しの試聴に堪え得る作り込みにも感心する。サブカル大好きなテレ東にNHKが寄せてきている感じもする。

「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」もそうだ。初回を見た時の傑作の予感は2話で裏切られたが、それでも十分に面白い。「いだてん」も大河として見たら落胆するが、豪華なテレ東ドラマとして見たら最高だ。「モテキ」の大根仁がどんな演出をしてくるかも楽しみだ。そんなテレ東ドラマはBSテレ東で少し遅れて見ている。「このマンガがすごい」と「忘却のサチコ」もテレ東らしさが全開だ。

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その他の民放ドラマは日本テレビの「3年A組」のみ。初回のワクワク感は回を重ねるごとになくなっていったが、ネタドラマとしては面白い。これ以外は初回を見ただけで先が分かってしまい、見続ける気にはなれなかった。ただ「相棒17」だけは惰性で見続けている。そんな訳で今期もNHKとテレ東が中心になってしまった。昨年の「アンナチュラル」と「anone」のようなドラマはそうはないということだ。

その「アンナチュラル」は「透明なゆりかご」と共に昨年の個人的なベストとなった。それにローマ字タイトルの「anone」と「dele」、長いタイトルの「義母と娘のブルース」、略して「ぎぼむす」を加えてベスト5である。共通するのは丁寧な日常描写で繰り返しの鑑賞に堪え得るということ。録画を消せないということが大きな指標となっている。

特に「アンナチュラル」と「透明なゆりかご」は甲乙つけがたい作品だった。こうしてブログにも書くことができて良かったと思う。「透明なゆりかご」「アンナチュラル」で検索してみると多くの記事が見つかる。同じような感想に嬉しくなってしまう。何よりも9月に書いた記事がその中に含まれているのが素直に嬉しい。ネットを見ることの楽しみの一つだ。

先日書いた「今日のこと」という記事に反応があった。なんてことのない備忘録だ。どうやら「パーフェクトワールド」という言葉に反応したらしい。自分にとってはイーストウッド監督の忘れられない映画の一つだ。だけど、どうやら今は違うらしい。

パーフェクトワールド」という漫画があり、それが山本美月主演でドラマ化されるとのこと。知らなかったけど嬉しい情報だ。山本については映画「ピーチガール」で記事にした。その時に橋本治についても触れた。その橋本の訃報を同時に知った。ネットに溢れる言葉は時に色々な組み合わせで目の前に現れる。それが今という時代の面白さでもある。