オリンピックもようやく閉会式を迎える。メダル狂騒もやっと落ち着いたと思ったら、最後にまた盛り上がってしまった。早く、普通の日常が戻って欲しいと切に願っている。
そのおかげでドラマはことごとく脇へ追いやられてしまった感がある。「anone」は一週とばされて、果たして少ない視聴者は戻ってくるだろうか。「アンナチュラル」はカーリングの裏で視聴率はどうだっただろうか。
その「アンナチュラル」第７話はネットで色々と話題になっている。そのことに文句はないけど、ちょっと違うんじゃないのって思わなくもない。いわゆるプロのライターさんも、そればかりで見方が浅いような気がする。それでもマスに迎合しないとビューが稼げないから仕方がないのかもしれない。低視聴率って書けばいいってもんじゃない。もっと本格的なレビューが読みたい。それだけ密度が濃くて深いドラマだから。
学校での問題はそれだけ身近で切実だということは良く分かる。多くの視聴者の琴線に触れたのがそこだってのも分かる。自分だってそうだから。だからこそ、ただそれだけでなく、もっとつっこんで欲しい。
先ほど読んだ記事はひどかった。内容が「名探偵コナン」に似ていたというネットの声を紹介しただけ。自分の意見も感想さえない。これがプロの文章かと呆れてしまった。
自分でさえ色々と考えて、稚拙ながらブログを書いている。特にこの「アンナチュラル」については、整理できない思いがあふれてしまう。そのせいもあって、第５話以降、珍しく長文の感想を書いてしまった。それだけに色々な感想を読みたいのだ。
ところが、そのブログが２週にわたってYahooからはねられてしまった。カテゴリーの新着一覧に反映されず、検索にも引っかからない有様。自分の文章を完全否定されたようで、つい感情的な記事も書いてしまった。どうやらNGワードに触れてしまったようだ。そうした言葉を使わないとこのドラマを語るのは難しい。
ドラマでもネットのあり方に言及していたが、自分もそこが気になった。ドラマと同じように自分もネットの現実を引き寄せてしまったのかもしれない。つたない感想文だが、良かったら第６話と第７話の記事も読んでほしい。何が引っかかったのか考えてみるのも面白いと思う。
