ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

令和について

桜舞う季節になったのに、真冬に戻ったかのように雪が降り続いている。最高気温も1度止まりで、2月の頃の寒さだ。とても今が4月だなんて信じられない。まさにエイプリルフールだ。

昨日の新元号を巡る騒動もバカみたいだった。我先にと号外を取ろうとする姿の何て愚かしいことか。テレビも一日中、この話題ばかり。かく言う自分も新元号が発表される11時半までテレビを見続けたのだから人のことは言えない。そして10分遅れで発表されると一気にバカバカしくなってしまった。

「令和」という2文字を見た時の何とも言えない違和感。それを掲げる姿も、それについて語る姿も見続ける気になれなかった。それなのにテレビでは絶賛のコメントばかりだった。自分の感覚が世間一般とズレてしまったかのようで落胆するばかりだった。

そんな中、今朝のモーニングショーを見て、ようやく溜飲を下げることができた。歴史学者本郷和人のコメントが可笑しかった。やはり、同じようなコメントばかりでは面白くない。ちょっと批判的な意見があってこそ、色々な見方ができる。ここで昔見ていた「新・八犬伝」の話が出てくるとは思わなかった。「巧言令色鮮し仁」、なんとなく覚えているような気がした。ネットでは当然、批判だらけだった。

何れにしても元号元号として決まった以上は仕方がない。いずれは当たり前のようになっていくだろう。それでも今の政権がこれを選んだということは忘れてはならない。