ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

春の雪と朝ドラ

今朝、起きて外を見て驚いた。とても4月とは思えない雪景色だった。屋根に積もった雪は軽く30センチを超えていた。雪下ろしをしてもいいくらいだが、もうスコップ等は仕舞った後だった。自然に溶けるのを待つだけだ。

しかし、今日も気温は低いままで寒さに震え続けた。買い物に出る気にもならず、炬燵から抜け出せなかった。これでは机に向かう気にもなれず、ブログも書く気分になかなかなれなかった。そのため4月から記事を公開するつもりだったが、早くも断念することにした。

 

朝ドラ「なつぞら」と「おしん

4月からスタートした朝ドラ100作目の「なつぞら」はそれなりに面白い。北海道ロケは贅沢だし、キャストも豪華だ。子役の粟野咲莉がけなげに働く姿が良い。「べっぴんさん」でのサクラの子役と、「男の操」でのあわれ役も良かった。それでも、「おしん」で子役を演じた小林綾子にはかなわないだろう。BSPでの朝ドラ再放送はまたしても「おしん」だ。もう何回目だろう。それでも見始めると引き込まれてしまう。前回はおしんが上京するところから見始めたので、子供時代は久々だ。当時は分からなかった現代パートでの伏線が巧みに張られているのが見事だ。

当時(2013年3月10日)の感想が見つかったので載せておく。

さすがに3回目を見るつもりはなかった。昭和58年、大学2年の時にリアルタイムで見てから、10年前にも全話毎日再放送した時にも見ている。今年は放送開始60周年ということで、正月から前宣伝が凄かっただけに、今回は「もういいや」という感じであった。

ところがテレビをつけた時にたまたまハルねえちゃんの臨終シーンをやっており、ついつい見入ってしまった。髪結いになりたかったという姉の遺志を継いで上京するおしんの姿を見ていたら、自らの若き日も想起されて、もう続きが気になってしかたなくなってしまった。

この東京編は立身出世ものとして単純に面白いエピソードが満載で、見ていて楽しい。主人公の青春時代だから、田中裕子も輝いている。渡辺美佐子のお師匠さんの気風の良さも最高で見ていて高揚感がある。佐賀編のような重苦しいエピソードは見ていてしんどいだけに、今後も見続けるかどうかは分からない。とりあえず加代と再会した来週も必見である。

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