久しくドラマのことを書いてなかった。正直、書く気力がなかった。なにしろドラマそのものを見るのがしんどかったからだ。
そのため録画ばかりがたまってしまい、それを見るのもうんざりと言ったところ。体調が良くないと、こうも気力が衰えるのかと思った。
ソファーに座るのもしんどくて、すぐにベッドに横たわる。そしてiPadで多くのブログの記事を読んだ。昨年はそれがモチベーションにつながったが、今年はそれで満足してしまい、自分で書く方向には向かわなかった。
自分の過去記事も読んでみた。自己満足ながら、それなりに面白かった。特に昨年の熱量は今の自分からは考えられない。
Yahoo!ブログが終了するにあたってまず考えたのは、この時期の記事は残しておきたいということだった。何もしなければ今年の12月15日で消えてしまう。自分でさえも見ることができなくなってしまう。
他人には無価値であっても、自分にとっては価値のあるものだ。それだけに、それをどう残すかで迷走してしまった。あれこれと迷った挙句に、今の形になった。
今やドラマの視聴率はどこも青色吐息だ。「いだてん」などは内容はともかく、とても大河ドラマとは言えないようなレベルにまで落ちてしまっている。これでは誰もドラマなどには目を向けなくなってしまう。
かくいう自分でさえも、そうなりつつある。もうドラマというコンテンツはオワコンなのかもしれないが、まだまだ面白い作品はある。
つまらない作品でも良いところはある。それを自分なりに探していきたい。一ドラマファンの独り言として稚拙ながらも、書いていけたらと思っている。
その「いだてん」だが前回で第1部が終わった。最後は関東大震災の復興のための運動会が描かれた。
そこには来年の復興五輪と称される東京オリンピックが重ねられているのは言うまでもない。そのへんのプロパガンダには抵抗はあったが、ドラマとしては普通に感動的だった。
菅原小春の走る姿には未来への希望が込められていた。杉咲花、黒島結菜、北香那などの走る姿も印象的だった。
この高等女学校のエピソードはいかにも朝ドラ的で面白かったのに、視聴率は伸び悩んだのが残念だった。
朝ドラ以外では唯一、リアルタイムで見続けているドラマである。