ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

今夜は音楽映画三昧

久々にFMを聴き続けている。

NHKーFMの「今日は一日“音楽映画の音楽”三昧」があるからだ。サントラ好きの自分にとっては音楽が流れる映画は全部、音楽映画と言っても良いと思っている。

番組では映画で使用されたクラシックを中心に選曲されていたが、濱田高志をゲストに迎えたフランシス・レイとミッシェル・ルグランの話が良かった。正直、この二人だけで番組を作って欲しかったくらいだ。当然、二人がタッグを組んだ「愛と哀しみのボレロ」についての言及もあり、先日ブログに書いたばかりだったので嬉しかった。二人の遺作となった曲も初めて聴くことができて、またしてもCDが欲しくなってしまった。

これまでのプレイリストは次の通り。

01. ツァラトゥストラはこう語った から 序奏 / R.シュトラウス(『2001年宇宙の旅』)
02. サウンド・オブ・サイレンス / サイモン&ガーファンクル(『卒業』)
03. メロディ・フェア / ビー・ジーズ(『小さな恋のメロディ』)
04. サークル・ゲーム / バフィー・セントメリー(『いちご白書』)
05. この素晴らしき世界 / ルイ・アームストロング(『グッド・モーニング・ベトナム』)
06. アンチェインド・メロディ / ライチャス・ブラザーズ(『ゴースト ニューヨークの幻』)
07. バレエ音楽白鳥の湖」から ワルツ / チャイコフスキー(『アンナ・カレーニナ』)
08. 歌劇「カルメン」から第1幕への前奏曲 / ビゼー(『がんばれ!ベアーズ』)
09. 弦楽のためのアダージョ / バーバー(『プラトーン』)
10. 交響曲第2番「ロマンティック」から第3楽章 / ハワード・ハンソン(『エイリアン』)
11. 雨に唄えば / ジーン・ケリー(『時計じかけのオレンジ』)
12. 歌劇「フィガロの結婚」から伯爵夫人とスザンナの二重唱『そよ風に寄せる』 / モーツァルト(『ショーシャンクの空に』)
13. カヴァティーナ / スタンリー・マイヤーズ(『ディア・ハンター』)
14. ワルキューレの騎行 / ワーグナー(『地獄の黙示録』)
15. 交響曲第5番から第4楽章「アダージェット」 / マーラー(『ベニスに死す』)
16. マイ・マミー / アル・ジョルソン(『ジャズ・シンガー』)
17. ムーンライト・セレナーデ / グレン・ミラー(『グレン・ミラー物語』)
18. To Love Again(愛情物語) / カーメン・キャバレロ(『愛情物語』)
19. グッド・モーニング・ハートエイク / ダイアナ・ロス(『ビリー・ホリデイ物語』)
20. パープル・レイン / プリンス&ザ・レヴォリューション(『パープル・レイン』)
21. レクイエム から 怒りの日 / モーツァルト(『アマデウス』)
22. ジークフリート牧歌 / ワーグナー(『ルートヴィヒ』)
23. ワン・オクロック・ジャンプ / ベニー・グッドマン(『ベニー・グッドマン物語』)
24. クラウン・オン・ザ・グラウンド / スレイ・ベルズ(『ブリングリング』)
25. チャン・チャン / ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』)
26. ボヘミアン・ラプソディライヴ・エイド) / クイーン(『ボヘミアン・ラプソディ』)
27. 男と女 / フランシス・レイ『男と女』
28. 駅で / ミシェル・ルグラン(『シェルブールの雨傘』)
29. 「ある愛の詩」からテーマ曲 / フランシス・レイ(『ある愛の詩』)
30. おもいでの夏のテーマ / ミシェル・ルグラン(『おもいでの夏』)
31. ママの思い出 / フランシス・レイ(『愛と哀しみのボレロ』)
32. 風のささやき / ミシェル・ルグラン(『華麗なる賭け』)
33. 「男と女 人生最良の日々」から主題曲 / フランシス・レイ(『男と女 人生最良の日々』)
34. チャプター1(オープニング) / ミシェル・ルグラン(『風の向こうへ』)
35. 世紀末の香り / ミシェル・ルグラン(『愛と哀しみのボレロ』)
36. 白い恋人たち / フランシス・レイ(『白い恋人たち』)
37. ホワッツ・ハプニング・アウト・ゼア? / エリック・セラ(『レオン』)
38. ラスト・ワルツのテーマ / ザ・バンド(『ラスト・ワルツ』)
39. リトル・グリーン・バッグ / ジョージ・ベイカー・セレクション(『レザボア・ドッグス』)
40. バトル・ウィズアウト・オナー・オア・ヒューマニティ~『新・仁義なき戦い。』のテーマ / 布袋寅泰(『キル・ビル』)
41. ローラ / チャーリー・パーカー(『バード』)
42. ドント・ユー / シンプル・マインズ(『ブレックファスト・クラブ』)
43. 弦楽五重奏曲 D.956 から 第2楽章 / シューベルト(『夜の浜辺でひとり』)
44. ジョージ・タウン~チューブラー・ベルズ / マイク・オールドフィールド(『エクソシスト』)
45. シー・コート・ザ・ケティ / ザ・ブルース・ブラザーズ(『ザ・ブルース・ブラザーズ』)
46. プリティ・ウーマン / ロイ・オービソン(『プリティ・ウーマン』)

当然、ほとんど聴いたことのある曲ばかりではあるが、トークを交えて聴くのはまた格別である。それぞれの曲に思い出があり、それについて書いてみたい気もする。今や「ある愛の詩」の曲すら知らない人がいるのだ。だから、この曲がステルヴィオ・チプリアーニの「ベニスの愛」に似ているからと裁判沙汰になったなんて事実など知る由もないだろう。それはもう時代が違うのだから仕方がない。

それでも、こうしてラジオを聴いていると中高時代を思い出す。あの頃はFMで関光男DJによる映画音楽の番組を、エアチェックしながら夢中になって聴いていた。その影響で多くの名曲をちょっとした知識とともに知ることができた。それを今でも忘れていないのだから凄いことである。

最近もサントラCDを買ったばかりである。

f:id:hze01112:20191103194507j:plain

昔から大好きだったジョン・ウィリアムズハンス・ジマーダニー・エルフマンの比較的新しい作品である。それぞれの作曲家についても書きたいことは多々あるが長くなるので止めておく。

スター・ウォーズ」「スーパーマン」「バットマン」「ブレードランナー」は昔のサントラを夢中になって聴いたものである。その最新作の新品がわずか200円で買えてしまうのだから驚きである。

ラジオからは「今夜は青春」が流れ始めた。もう数えきれないくらい聴いているのに手が止まってしまう。個人的にはマイ・ベスト10にランクインする映画と歌である。