ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

大草原の小さな家「貨車暴走」(2-16)

エドワーズ家の次男カールが、ローラとメアリーと3人で大冒険をするというストーリー。前回の「母さんの傷」のホラー映画に続いて、70年代に流行したパニック映画を彷彿とさせるところが面白い。個人的には映画館で観て興奮した「カサンドラ・クロス」(1976年12月公開)や「大陸横断超特急」(1977年4月公開)あたりを思い出したが、当時のアクション映画や西部劇の雰囲気が満載である。

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ローラたちが必死でブレーキを動かそうとしたり、チャールズが馬から列車に飛び乗ったりするアクションシーンが見どころ。デヴィッド・ローズの劇伴もそんなアクションに寄り添うように激しく鳴り続ける。

様々な危機的状況が発生するが、今の目で見ると物足りないのは仕方がないところ。それでもCGを使わない本物の映像は迫力がある。暴走する貨車にローラとメアリーが乗っているというシチュエーションだけで、満足だった。

今回もDVDで見たが、無理に4Kで見る必要もないくらい映像はきれいだった。原題はThe Runaway Caboose、暴走する(列車の最後部の)車掌車といった意味からDVDでは「貨車暴走」という邦題だったが、4Kでの放送は「暴走する車両」だった。

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