ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

大草原の小さな家「にせの牧師さん」(3-1)

早くもシーズン3に突入。新年になって、あまり見たいドラマもないので、このままDVDで見ていくことにした。感想も無理のない範囲で書いていきたいと思う。

その初回は、小悪党が牧師になりすまし、災害支援物資等を掠め取ろうとするが、悪に徹しきれずに悩むというストーリー。要は「レ・ミゼラブル」のアレンジではあるが、本家同様泣ける良い話だった。

その男を演じた歌手のジョニー・キャッシュは「刑事コロンボ」にも出ていたが、こちらでも印象に残る演技だった。病床の老婦人のために「マイ・ボニー」を歌って励ましたり、子犬を亡くして悲しむ少女を優しく慰めたりする。このアリーシャと子犬のエピソードではシーズン2の「思い出」が思い出される。

その子犬を助けたメアリーが今回も大活躍。にせ牧師と共に義援金を集めて回る。あのスプレイグやオルソン夫人からも集めようとするところが見どころ。

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そのメアリーがにせ牧師の正体も見破るが、その複雑な表情が実に美しかった。教会にも新しい服と麦わら帽子で出かけ、なんだか急に大人びた雰囲気になっていて驚いてしまった。

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原題はThe Collectionで集めること。町の人の善意を集めることによって、善き心に変わっていくということだろう。実際の夫婦共演となったジョニーとジューンの姿も「マイ・ボニー」のメロディと共に忘れられない。


Celtic Songs My Bonnie Lies over the Ocean words lyrics Prince Charles Charlie Stuart sing along