ささやかな日常の記録

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大草原の小さな家「雪あらし」「誇りと勇気」(3-11&15)

大雪注意報が出た日に「雪あらし」を見た。外は久々に真っ白になったが、普段の年と比べれば無いに等しい。

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雪は降り始めると一気に猛威を奮う。そんな雪の怖さがよく描かれてはいたが、テーマがはっきりしていないので、中途半端な印象になってしまった。

クリスマスを前に家族へのプレゼントを準備するために学校に集まった子供達。そこにはキャリーもいて、アレって思ってしまった。実は、キャロラインたち母親も飾り付けの準備でオルソンの店に集まっていたのだ。

それなのにビードル先生は雪が降り始めたので、子供達だけを早めに下校させてしまう。この判断が大変な事態をもたらしてしまう。「穴に落ちたキャリー」にしてもそうだが、すっかり先生がトラブルメーカーになってしまっている。

シーズン1の「吹雪の中」「救われた町」「プラムクリークのクリスマス」をごちゃ混ぜにしたようなストーリー。せっかくのクリスマスなのに救いがなく、チャールズの話も何が言いたいのか分からなかった。

いかにシーズン1のストーリーが良く出来ていたかが再認識できる。「誇りと勇気」は先住民をテーマにしており、これも「吹雪の中」でしっかりと描かれていた。ここでは先住民との間にできた子供の視点で、より身近に差別について考えさせられるストーリーになっている。ローラにとっても、それは異文化交流となる。それでも、上半身裸の少年を見ても平然としているローラにちょっと違和感があった。

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