ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

大草原の小さな家【シーズン7】 7話〜12話

◉「いとしの恋人」(7)Divorce, Walnut Grove Style「離婚、ウォルナットグローブスタイル」

邦題、原題ともにオシャレだが、内容はローラとアルマンゾの夫婦喧嘩を描いたドタバタ喜劇。先生になってもローラの短気は変わらず、浮気を疑った女性につかみかかる始末。その女性が吹き込んだレコードのタイトルが邦題で、それをローラが短絡的に誤解したということ。演じたTISCH RAYEは何と読むのか分からないが、人の良さそうな感じが素敵だった。

f:id:hze01112:20200306081240j:plain

f:id:hze01112:20200306080142j:plain

それなのにアルマンゾは呑気にその曲をギターで弾き、そこにローラたちが駆けつける。そんなローラのせいで、窓ガラスが割れ続けるあたり、馬鹿らしくも可笑しかった。

f:id:hze01112:20200305154719j:plain 

◉「恋するアルバート」(8)Dearest Albert, I'll Miss You「親愛なるアルバート、あなたに会いたい」

ローラの授業でペンパルという言葉が出てきて懐かしかった。自分もかつて文通なるものをして、心ときめかしたことがあった。今ではネットがその役割を担っているのだろうが、自分をよく見せたいという思いは変わらない。それはアルバートも同じで、相手の女性に恋をしてしまう。その女性も車椅子のことを秘密にしていながら、思いを募らせていく。原題はその手紙の一文。

f:id:hze01112:20200305163113j:plain

演じたスージー・ギルストラップはふくよかな感じが魅力的で、小坂明子を思い出してしまった。大ヒットした「あなた」もドラマの世界観と重なって大好きである。


あなた 小坂明子 Anata (You) Akiko Kosaka

ネットで当時のアメリカでの広告を見つけた。当時のアルバートの人気がうかがえて興味深いが、スージー知名度はどうだったのだろうか。

f:id:hze01112:20200306091324j:plain

f:id:hze01112:20200306092035j:plain 

 ◉「走れ馬車」(9)The In-laws 「義理の家族」

髪が白くなってきたチャールズとアルマンゾが、どちらが早くスリーピーアイまで荷物を届けられるか競争する。どちらも近道をしようとしてトラブルに見舞われる。要は急がば回れということ。それでもアルマンゾは貧しい一家を助けることになるし、チャールズはおかしな男に翻弄されてしまう。

映画「怒りの葡萄」などにも出演しているエディ・クイランの飄々とした感じが良かった。それにしてもローラとキャロラインはそんな男達の奮闘を横目に、笑いすぎである。

f:id:hze01112:20200306122003j:plain

 ◉「アダムに光が」(10,11)To See the Light 「光を見るために」

フィクションとは言え、ちょっと無理のある展開。アダムがニトロで吹っ飛ばされて、急に目が見えるようになる。そこで夢だった弁護士試験を受けたものの、暴漢に襲われてしまい途中で断念。そこにメアリーがやってきて、規則を曲げて試験を受けさせて欲しいと懇願する。そこに至るまでのメアリーの葛藤が切ない。

とにかくメアリーの苦難は続き、そのせいでもないだろうが美しかった髪は黒っぽくなっていた。それと同時にオルソン夫人のダイエットも描かれるが、どうもチグハグ。前後編で描くよりも、別々にした方が良かったような気がする。

f:id:hze01112:20200306125448j:plain

 ◉「女と男」(12)Oleson Versus Oleson「オルソンVSオルソン」

いつものオルソン夫妻の喧嘩が、女性の権利運動へと発展していく。まだ女性に参政権がなかった頃、夫婦間の権利は夫に有利だった。それにNOを突きつけるためにキャロラインが家を出て署名集めに奔走する。そのため夫たちは家事育児をすることになる。こうした男と女の溝は今でも埋まっていない。古くて新しい問題である。

チャールズが子育てに奮闘する姿が楽しかった。グレースも喋り始めたが、見た感じはメアリー似である。それに対しておさげ髪のキャリーはローラ似である。

f:id:hze01112:20200306141650j:plain