昭和の日で祝日。いつもの年ならゴールデンウイークのスタートで、ニュースには帰省する人々の笑顔が多く映し出されていた。それが今年はどうだろう。東京駅の新幹線ホームは閑散としており、誰も乗っていない車両もあったとのこと。
昨年の改元フィーバーが嘘のようだ。個人的には違和感しかなかった新元号に更に良くないイメージが付着してしまった。将来、令和という時代を振り返った際、その始まりはどのように語られることになるのだろうか。
そんな過去を振り返る時に元号よりも「○○年代」と言う方が個人的には分かり易い。それでも21世紀は2001年から始まるのに、なぜ00年代は2000年から始まるのかって思っていた。単なる区切り方でしかないのに、変なところが気になってしまうのだから困ったものである。当ブログでも「80年代外国映画あれこれ」という記事では1980年公開の「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」を外している。
そんな訳で、今年は令和2年と言うよりも20年代の始まりの年と言うことで記憶されることになるのかもしれない。そんな始まりの年でもっとも記憶に残っているのが40年前の1980年になる。昭和55年と言われてもピンとこないが、1980年と言うことになると思い出が溢れ出てくるのだから不思議なものである。
この年、山口百恵が引退して松田聖子がデビューした。この二人の歌は今でも空で歌えるくらい好きで体に染み込んでいる。その他にも当時購入したシングルレコードは多々あり、ちょっと探しただけでもこれだけ見つかった。
この中ではやはり、さだまさしの「道化師のソネット」が特に印象に残っている。
映画では上記の「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」を観たことは鮮烈な記憶である。今ではAmazon Primeで見られる作品も多い。
「1941」〜ジョン・ウィリアムズのマーチが楽しい
「火の鳥2772」〜ロボット・オルガに魅せられた
「遥かなる山の呼び声」〜とにかく泣ける
「翔べイカロスの翼」〜主題歌が最高
「エアポート'80」〜ラロ・シフリンのサントラが最高
「クレイマー・クレイマー」〜フレンチ・トーストが食べたくなる
「リトル・ダーリング」〜テイタム・オニールに魅せられて
「スター・トレック」〜ジェリー・ゴールスミスのサントラに燃えた
「影武者」〜初めて映画館で観た黒澤映画
「ミュージック・ミュージック」〜ラジー賞第1回受賞作品
Can't Stop The Music (1980) - Official Trailer
ドラマでは何といっても大河ドラマ「獅子の時代」に尽きる。そして「大草原の小さな家」は9月より1年半ぶりに放送が再開された。
そして12月8日にジョン・レノンが射殺されたことを伝えたラジオ放送を聴いた時のことははっきりと覚えている。この年から本格的に洋楽を聴くようになっていただけに衝撃的な出来事だった。
リアルタイムでは前年末に発売されたピンク・フロイドの2枚組アルバム「ザ・ウォール」を購入して圧倒させられたものである。