ささやかな日常の記録

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別れのワルツ〜大草原の小さな家とエール

「風の中の初恋」の回で、ビードル先生がジョンに詩集を貸す。しかし、ジョンはメアリーとの結婚を優先し、詩人になるのを諦めるために読もうとしなかった。その詩集の作者がロバート・バーンズである。日本ではバーンズが収集したスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」が「蛍の光」として親しまれている。

個人的には卒業式で歌った記憶が鮮明であるが、商業施設での閉店を知らせる曲としても知られている。これは「蛍の光」の原曲である「オールド・ラング・サイン」を3拍子に編曲したもので、日本では「別れのワルツ」としても知られている。

1949年に日本で公開された映画「哀愁」で使われたが、当時は音源がなくサントラ盤は発売されなかった。そこでコロンビアレコードは、今の朝ドラ「エール」の主人公のモデルである古関裕而に依頼し、「別れのワルツ」としてレコード化して大ヒットしたとのこと。

この古いシングル盤のレコードが家にもあったので、中学時代によく聴いていた。いつ購入したのかは分からないが、親の世代にとっても思い出の曲だったのだろう。まさに世代を越えて受け継がれてきたわけで、なんだか感慨深い。

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このユージン・コスマンという名前は古関裕而の変名である。


別れのワルツ - 蛍の光

この映画は見たような記憶はあるが、はっきりとは覚えていない。ハリソン・フォードが出演した「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」はよく覚えている。

哀愁(字幕版)

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ハノーバー・ストリート-哀愁の街かど- [DVD]

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まさか「大草原の小さな家」が朝ドラ「エール」につながるとは思わなかった。先日書いた記事ではワーズワースの詩が使われた映画「草原の輝き」について言及したが、同じ日に見たのが「哀愁」のヴィヴィアン・リーが主演した「欲望という名の電車」だった。

ウィリアム・ワーズワースは1770年イングランド生まれで、ロバート・バーンズは1759年スコットランド生まれ。二人のことを語れるほどの知識はないが、同じような時代を生きた有名な詩人だということ。

ドラマには「ハイランドのメアリー」が出てきたが、多くの女性と関係を持ったということが、ジョンとメアリーの将来を暗示していたのかもしれない。ワーズワースの詩も、メアリーのその後に重なるようで印象的だった。