ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

酔いのままに

朝から気持ちよく晴れた日曜日。

今週は肌寒い日がつづいたが、ようやく暖かい日が続くようなので、衣替えと炬燵の片付けを行った。

気分が夏モードに切り替わったところで、早々と入浴して昼食にビールを飲んだ。

そうしたら見事にアルコールが全身に回ってしまい、食後はベッドに横たわった。

気温は25度を超えていたが、風が心地よく吹いていて、なんだか別荘にでもいるような気分になってしまった。

ほろ酔い気分はしばらく続き、午後は何もしないまま過ぎ去ってしまった。

たまにはこんな過ごし方も悪くない。

このところ、テレビを見続けるのがしんどくなってきたこともある。

ただ、もうボーッとして無為に過ごす。

それでも、見たいドラマや映画はあるので、とりあえず録画はする。

するとハードディスクはすぐ一杯になってしまうのでディスクに落とす。

そんなディスクが山のように溜まってしまった。

残りの時間を考えたら、もう全部は見ることはできないだろう。

それなのに性懲りもなく、番組表を探している。

探し物は何ですか。

まだまだ見つけられないものですか。

そんなフレーズが頭を過ぎる。

49%後ろ向きに生きる日常の物語「イエスタデイをうたって」というアニメにハマっている。

それに倣えば、自分など99%後ろ向きである。

それでも1%くらいは前向きかもしれない。

過去のノスタルジーに囚われてしまって、未来に希望が持てないままだ。

新しい映画を見るよりも、懐かしい映画を選んでしまう。

このブログもそんな思い出の断片ばかりである。

現在の退屈な日常を書いても面白くはない。

結局はこうした脈絡のない文章の羅列になってしまう。

それでも今を記録しようとすると、こうなってしまうのだから仕方がない。

本当は二十歳前後の頃に書いていたような日記が書きたい。

若い人の日記ブログを読むのは楽しいけれど、羨望の思いが募ってしまう。

あの頃のように意味もなく、だらだらとした文章を書きたいと思ってしまう。

そして年甲斐もなく、詩を読んでみたいと思ったりもする。

そもそも最近、紙の本を読んでいない。

読みたいけど、読めないという事情もある。

ネットで多くの文章を読んではいるが、これは読書と言えるのだろうか。

寝る前に、ネットを見てしまうと、つい時間を忘れてしまう。

ブルーライトで脳が覚醒してしまうから、ますます眠れなくなってしまい、見続けてしまう。

そんな悪循環のループから抜け出せないでいる。

そうなると日中も頭がボーとしているから、酔っているのと変わりがない。

そんな訳で酔狂なことを書き続けていたら、1000字を超えた。

たまには酔いにまかせて、だらだらと書いてみるのも悪くない。

 

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