8月になったが、梅雨空のままで、気分も晴れない。何もする気になれないので、ブログのアクセス解析を見て驚いた。ドラマ「アンナチュラル」へのアクセスが多い。なぜ、今頃って思ったが、録画していた昨夜の「MIU404」を見て納得した。
これまで謎だった相棒の死の真相が解明されたストーリー。そこに検死(ミコトの名前!)も関わり、その死因も二転三転していくところは「アンナチュラル」を思い出す。
そのためドラマを見た人の中に「アンナチュラル」+「相棒」で検索した人がいたということである。たまたま「アンナチュラル」と「相棒」について書いた記事ではあったが、こんな形で目に止まることもあるとは面白いものである。
「MIU404」第6話
ドラマでは若さゆえの暴走と、それを止められなかった男の後悔が描かれる。そのトラウマは意外な形で解消されることになるが、実にスリリングかつエモーショナルだった。
今ではこういう気持ちをエモいと言うらしいが、自分などはキモいを思い出して、ちょっと使うには抵抗がある。
現場のビルの写真に狛江市と書いてあったから、向こう側は世田谷区で管轄外ということになるらしい。昔、近くに住んでいたのでちょっと懐かしかった
「相棒」の音楽
このドラマを見ていると野木亜紀子は「相棒」好きが高じて、そのオマージュを書いているみたいだ。綾野剛演じるキャラクターなどは「相棒」初期の亀山薫に重なってしまう。
その亀山期の「相棒」がようやく再放送で見られるようになってきて嬉しい限り。先日はシーズン6の「新・Wの悲喜劇」と「白い声」を見ることができた。特に後者では法医学の現実が描かれており、後の「アンナチュラル」に通じるテーマだと思った。
前者では夫婦間の殺し合いがコメディとして描かれており、今の「相棒」では見られない面白さだった。その犯行シーンで流れる劇伴に聞き覚えがあった。何かで使われていたはずなのに曲名も作品名も出てこない。
こういう時にネットは本当に便利だ。すぐにヴェルディのオペラ「運命の力」だと分かった。この曲をモチーフにしたのがフランス映画の大作「愛と宿命の泉」だった。
1988年4月に日本公開された時に観て圧倒させられて、サントラと2巻組のビデオソフトも購入した。これは4Kで見直したい映画の一つだ。
このようにドラマで流れる音楽からも色々なことが思い出されてしまう。ちなみに「白い声」ではアルビノーニのアダージョが流れるが、これはよくある選曲なのですぐに分かった。
ドラマと結婚
「愛と宿命の泉」に出演しているジェラール・ドパルデューは1998年のテレビシリーズ「巌窟王〜モンテ・クリスト伯」に主演。その日本版「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」のヒロインだったのが山本美月。
その山本がドラマ「パーフェクトワールド 」で共演した瀬戸康史と結婚するとのネットの記事があったが本当だろうか。本当だったらドラマさながらで、まさにお似合いである。
一方で「ごちそうさん」で出会った杏と東出昌大 が正式に離婚との報道もあり、ドラマのようにハッピーエンドでは終わらないことも多い。