このブログは5年前に3万円で購入したモバイルPCで書いているが、さすがにストレスを感じることが多くなってきた。文章を書くには問題ないが、画像を貼り付けたりするとエラーが出ることが増えた。
もう十分に元は取っているが、まだ壊れていないので使い続けている訳である。効率を考えれば最新型を使うに限るが、どうも古い価値観である「モッタイナイ」が勝ってしまう。
それでも昨年末には15年以上使い続けた1Kテレビを4Kテレビに変えた。その1Kテレビも別の部屋に移動しただけで、まだ現役である。このように昔から物持ちは良かった。CDプレイヤーやアンプなどは20年以上そのままである。レーザーディスクもまだ見ることができる。
これが良いのか悪いのか分からないが、最近では物欲そのものが減退している。この4KテレビをAmazonで買った時に「大草原の小さな家」のDVD-BOXも購入した。その時に初めて配送トラブルを経験して、それ以来Amazonを使っていない。
買いたいものが無い訳ではないが、すぐに必要かと考えると注文の手が止まってしまう。そこにコロナが追い打ちをかけた。今や食料品ですら天下の愚策であるレジ袋有料化によって、必要最低限のものしか買わなくなってしまった。
けれども家に居る分には何の問題もない。ゴミも少なくなった。部屋には封も切っていないCDやDVDが山のようにある。昔はCDに月10万円を使うなんてことも平気だったのが嘘みたいである。昨年の今日はビートルズの「アビー・ロード」のデラックス版を購入している。
今年の3月にタワーレコードで購入したのが、今のところ最新のCDである。
「ラ・ラ・ランド 」の廉価版とジョン・アンダーソンの1982年のソロ・ライヴ。そして、アラン・パーソンズ・プロジェクト「アンモニア・アヴェニュー」の5.1サラウンド版である。
アンモニア・アヴェニュー(ブルーレイ・ハイレゾ・オーディオ・エディション)
- アーティスト:アラン・パーソンズ・プロジェクト,ALAN PARSONS PROJECT
- 発売日: 2020/04/08
- メディア: Blu-ray Audio
最近ではBS4Kで色々なライヴを美しい映像と迫力ある音響で楽しめるようになったので、あまり買いたいものも無くなってしまった。
先日も元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズの最新ライヴ「US+THEM」を早々に体感することができて圧倒させられた。
The Last Refugee - Roger Waters (Concert Us+ Them 2019) 4k
デヴィッド・ギルモアを中心としたピンク・フロイドのライヴも4Kで見ることができたが、比較しながら楽しむこともできた。映画で例えるなら「ブレードランナー」とその続編である「ブレードランナー2049」の違いみたいなものである。
その1988年のライヴが単体で発売されるとの情報を見たが、本当ならばこれは是非とも欲しい。どうやら物欲はまったく無くなった訳ではなさそうである