ささやかな日常の記録

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「半沢直樹」から連想したドラマ

戦国大河(麒麟がくる)が12%しか取れない時代に視聴率が30%を超えるのは、やはり凄い。その「半沢直樹」最終回を見て色々思うところはあったが、やはり主演の堺雅人は凄かった。堺と言えば、やはり「真田丸」は外せない。窮地に陥った半沢が起死回生の策で敵地に乗り込む姿など、まるで真田信繁のようだった。その「真田丸」で茶々(淀)を演じたのが竹内結子wikipediaには次のように書かれている。

信繁を気に入り、その奔放さで振り回すだけでなく、信繁に対し互いの運命の結びつきの深さを感じている。過去に愛する人々の多くが非業の死を遂げていることから、死を恐れながらも魅入られているかのような言動をし、人の死に対して良きにつけ悪しきにつけ特異な反応をする。その後「信繁と同じ日に死ぬ」と予言をする。

そんなダークな一面を持った茶々が実に魅力的だった。明るい笑顔が印象的だった竹内だが、時折見せる暗い表情も忘れられない。その竹内の訃報を堺の久々の主演ドラマの最終回が放送される日に知ることになるなんて思いもしなかった。

次の日曜劇場「危険なビーナス」の主演は妻夫木聡真田信繁から直江兼続へのバトンタッチというのも大河ファンには胸熱である。その妻夫木が竹内と共演したドラマ「イノセント・デイズ」が個人的に忘れられない。

2018年にWOWOWで放送されたドラマであるが、ここで竹内は死刑囚を演じ、笑顔を封印して圧倒的な存在感があった。竹内の少女時代を清原果耶、刑務官を芳根京子が演じ、朝ドラヒロインがそれぞれ魅力的で、録画は残してある。このドラマには芦名星も出演しているが、弁護士役で新井浩文が出ているので再放送は難しいかもしれない。

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  • 発売日: 2018/10/24
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このドラマで竹内と刑務官として対峙した芳根は、「TWO WEEKS」では検事として三浦春馬と向き合うことになる。

その芳根は10月からのテレ東ドラマ「あのコの夢を見たんです。」に出演するが、この夏に放送されたNHKのドキュメンタリードラマ「Akiko's Piano 被爆したピアノが奏でる和音」が印象的だった。同じ日の夜に三浦が出演したドラマ「太陽の子」が放送されたので損をしてしまったが、個人的にはこちらの方が良かった。

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このドラマには「透明なゆりかご」で14歳の妊婦(5話)を演じた花田優里音が芳根の同級生役で共演している。

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今朝の朝ドラ「エール」にも「透明な子」(9話)を演じた根本真陽が、12歳になった古山華役で登場した。このように成長していく子役の姿を見るのもドラマの楽しみである。

その根本が成長した姿をドラマ「夕凪の街 桜の国2018」で演じたのが小芝風花。この夏もテレ朝の深夜ドラマ「妖怪シェアハウス」でヒロインを演じ、そのコメディエンヌぶりは最高だったが、ちょっと色が付きそうで心配でもある。

このドラマでは池谷のぶえが座敷童子を演じていたが、「TWO WEEKS」で稲垣来泉が演じた三浦の娘役が、まさに座敷童子的存在だった。朝ドラ「スカーレット」にも出演したが、三浦の訃報を受けてのコメントがドラマに重なって胸を打った。

映画は面白くて笑って感動して ジェシーはとってもかっこよくて 久しぶりに顔が見れて会えた様な気持ちになれました。思い出の写真も見れるようになったらまた会えます。ずっと大好きです。大好きな笑顔を思い出しながら ゆっくり少しづつ頑張ります。

その映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」で三浦は竹内と共演。その脚本家である古沢良太の代表作「リーガルハイ」の主演が堺雅人である。こちらの新作も見たいものである。

そのドラマでヒロインだったのが新垣結衣。この夏は久々の日テレドラマ「親バカ青春白書」に登場したが、物足りなかった。

2017年のドラマ「絆〜走れ奇跡の子馬〜」をBS4Kで見ることができたが、そろそろ主演ドラマを見たいと思っていたところ、次の記事を見た。

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 秋ドラマはあまり見たいとは思わないが、これは楽しみである。