ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

日常と自然と「こころ旅」

今日も晴天。全国的に気温も上がったようだが、当地では風が心地よく、過ごしやすかった。何となく今頃は雨が多いイメージだったが、統計的には最も少ないようである。そこで買い物がてら自転車を走らせ、近くの森林公園に行ってきた。

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先日の「チコちゃん」で森は自然で、林は人為的という違いがあると言っていたが、ここは自然を生かしつつも人為的に作られた場所である。それでも「大草原」的な気分は味わえる。

昨日で新たな吹替で「大草原」を見始めて2年になったが、今でもBS4Kで放送中なので時間がある時は欠かさずに見ている。そろそろ書くことはなくなってきたが、何度見ても飽きることがない。

最近では2時間の映画を見ることがしんどくなってきたが、正直これだけを見ることができれば十分のような気さえする。そんな「大草原」と共にBS4Kで見ているのが朝ドラ「おかえりモネ」と「こころ旅」である。

日常が丁寧に描かれている一方で起伏の少ないドラマだけに視聴率的には苦戦しており、ついに16%まで落ちてしまった。Yahoo!のコメントを見ると「つまらない」といった声ばかりで、やはりこうした余白のあるドラマは難しいようである。

「透明なゆりかご」などを好んで見ていた人の声は多勢に飲み込まれてしまって、なかなか見えてこないのが残念である。やはり、自分の好きなものは、マイナーなものが多いようである。

それでも今朝の放送では秘めていた感情をミーちゃんが顕わにするシーンが描かれて、見応えがあった。銀行員である父親を責めるところなど、同じ震災をテーマにした山田太一作の「時は立ちどまらない」と「五年目のひとり」を思い出してしまった。

そして火野正平と地域の人々との交流を描いている「こころ旅」は昨日の放送で1,000日目を迎えた。こちらも震災直後の2011年4月にスタートして10年余りで、多くの人々の心の風景を見つめてきた。

東京の会社員時代は朝ドラからの流れで初めだけ見て、8時前にバタバタと家を出ていたことが懐かしく思い出される。

昨日の放送で紹介された妙高山の見える田園風景は地元の風景にもよく似ている。田園の中を電車が走るのも同じである。

その妙高市には中学時代の部活の大会で遠征したことをよく覚えているだけに、自分にとっても懐かしい風景だった。

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