ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

千春とハワード

6月も終わるというのに、なかなか思うようにブログを書くことができなかった。書きたいことは色々とあったのに、思いだけが空回りして文章化できないもどかしさに苛まれ続けた。

もっと気楽に書けば良いと思ってはいるものの、つい肩に力が入ってしまい途中で止まってしまうことの繰り返し。肩に力が入ると肩が凝り、肩が凝ると頭痛になる。頭痛になると、もう何もできなくなってしまう。

そんな訳で、もう堅苦しい文章になってしまっているが、昨日までの頭痛は少し和らいでいるので、このまま続けて書いてみよう。

 

昨夜、音楽クイズ番組「クイズ!ドレミファドン」に小芝風花が出演したようだが、残念ながら見ることができなかった。そもそも、この時間はBSで朝ドラ「ふたりっ子」を録画しているということもあるが、この番組自体が続いていることを知らなかった。1976年に始まった番組だけに、中学生の頃に見ていた記憶がある。司会は高島忠夫だったが、その高島は「ふたりっ子」にもヒロインの祖父役で出演している。

そこで松山千春の「大空と大地の中で」が出題されたものの、小芝は船越英一郎に先を越されて答えらずに悔しい思いをしたようだ。なぜならば、この歌こそが彼女の名前の由来だったとのことで、個人的にも好きな歌だったので嬉しかった。

松山の歌を初めて聴いたのが1978年8月に発売された「季節の中で」だった。中学の校内放送で聴いて気に入ってからFMでエアチェックしたと思う。ただ、同じ頃にはさだまさし小椋佳も好きだったので、レコードを買うまでには至らなかった。

それなのに社会人になって松山の地元の先輩だったという人と知り合うことになり、1986年12月に10周年のメモリアル・コンサート「旅路」に出かけた。そして楽屋に連れて行ってもらい、松山に挨拶できたのは懐かしい思い出である。

その松山の地元こそが北海道の足寄で、その歌を聴いていると倉本聰作のドラマ「北の国から」を思い出す。もともと主題歌は松山に依頼されていたとのことだが、いかにも我の強そうな二人だけに意見が衝突して降板。後任として松山がさだまさしを推薦したとのこと。

たまたま「北の国から」のスペシャルを見直しているところで、1995年6月に放送された「秘密」での横山めぐみが何となく小芝風花に似ていると思った。純の初恋の相手役だった横山はこの時26歳くらいで、笑顔が魅力的だった。しかし、純とは結ばれることはなく、新たにシュウというヒロインが登場する。このシュウを演じたのが宮沢りえで、映画「魔女の宅急便」では小芝の母親役を演じている。

そんな小芝は7月からドラマ「彼女はキレイだった」にて、中島健人とのW主演を務める。中島健人といえば個人的には映画「心が叫びたがってるんだ。」を思い出すが、その相手役だったのが芳根京子だった。

その芳根の主演ドラマ「半径5メートル」が終わったばかりであるが、その直後の番宣で放送されたのが小芝が出演するドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」だった。芳根京子から小芝風花へのリレーのようで個人的にテンションが上がってしまった。

役名では前田風未香から深井京へということで、それぞれの名前を連想できるのが嬉しいところ。たまたま2月に二人の名前「京と風」から京の風のような雅さを連想すると書いていた。このように、ちょっとしたことを見つけて楽しむことができるのも、エンタメの魅力である。

そんなエンタメ作品を多くの人に届けたいという思いから、番宣を兼ねたバラエティー番組が多く放送されている。だから、こうした民放の番組の価値もあるとは思うが、他に見たい番組が多すぎてなかなか見ることはできない。

それでも小芝と芳根が出演するものは、できるだけ見るようにしている。NHKでは「チコちゃんに叱られる」にどちらも出演していたが、民放では芳根が主演映画の宣伝のために精力的にがんばっている姿が印象的だった。

できることなら、それぞれの番組の感想を書きたいところではあるが、見てすぐに書かないと忘れてしまう。Twitterのように気軽に書きたいと思っても、反射神経が衰えているせいか、すぐに反応することができなくなっているのが情けない。

それでも若い頃に聴いていた音楽にはすぐに反応してしまう。先日もBSで松山千春のコンサートを4K化した番組を見たばかりだった。そのため小芝の発言をネットで見てすぐに反応することができた。さだまさしは今でも多くの番組でみることができるが、小椋佳は今年で引退することになったようだ。そんな小椋の今を追った番組も見ることができた。

そんな松山とさだのコンサートには行くことができたが、小椋の生歌は聴くことができなかった。それでも社会人になってから小椋の勤めていた銀行と取引することができたので良しとしよう。

そんな松山のコンサートに行った1986年 12月に観た映画で忘れられないのが「ハワード・ザ・ダック」と「トップ・ガン」である。「トップ・ガン」は今年にも新作が公開されそうであるが、「ハワード・ザ・ダック」は公開以来見てないので、もう一度見たい映画の一本である。リー・トンプソンのヘアースタイルが微妙という点で、今度の小芝のドラマと重なってしまう。

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たまたま先日、公園を散歩していたらアヒルに出会ってしまい、しばらく後を追いかけられてしまった。おそらくエサが欲しかったのだと思うが持ち合わせが何もなかったので逃げるしかなかった。その時に思ったのは本物のアヒルを見たのっていつ以来だったっけということ。どこかで見ているはずなのに思い出せず、この映画のことを思い出してしまった。

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それから、どうせ追われるなら小芝か芳根に追われてみたいとしょうもない妄想をしてしまった。まだ中二病も治っていないようである。