ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

悪夢の音楽7〜マジック

猛烈な暑さが続いている。今朝は7時で早くも室温が30度を超えた。昨日など三条市が最高気温39度で全国一の暑さとなった。台風一過でもないのにフェーン現象で乾いた熱風が吹き、日本海側の気温を上げたらしい。

一方でコロナの感染者も増える一方で、当地でもクラスターが発生し、県内でも過去最高の感染者数を記録した。熱中症とコロナを防ぐためにはエアコンの効いた室内に居るしかないが、そうもいっていられないのが辛いところ。

それなのにオリンピックを強行した総理は、感染したら自宅療養を基本とすると言い始めた。会見などでその顔が映るたびに悪夢を見るようである。その表情の乏しい顔を見ていると昔見た映画「マジック」の腹話術の人形を思い出してしまう。

映画はリチャード・アッテンボローが監督し、アンソニー・ホプキンスが出演したホラーで、これを1979年7月7日に観ている。同時上映は「オーメン2」だった。当時の記録には次のように書かれている。

現代版ジキルとハイドのようなストーリー。腹話術で人気者になった男が、やがて人形に悪の自分を投影するようになる。知らず知らずのうちに精神を病んでいった男は、やがて大きくなった悪を抑えられなくなってしまう。その人形がなんとも不気味で、とにかく不可解で恐ろしい話だった。

映画はそれ以来見ていないが、その不気味な雰囲気はなんとなく覚えている。音楽はジェリー・ゴールドスミスで、後日CDでサントラを購入した。とにかく、この頃のゴールドスミスの音楽は「オーメン」だけでなく、どれも最高である。

f:id:hze01112:20210804104143j:plain


www.youtube.com


www.youtube.com

現実でも、操り人形のような男が悪に染まって暴走しないことを願うばかりである。