日曜の夜はテレビが渋滞している。11時前後に見たい番組が集中しているのである。
「真犯人フラグ」
「アンという名の少女2」
「鬼滅の刃」
「歌える!J-POP黄金のベストアルバム30M. 」
それぞれ書きたいことはあるが、今回は最後の音楽番組について。
音楽という「タイムマシン」に乗って’80~2000年代の音楽シーンを楽しみながら「番組オリジナルのベストアルバムを作っていく」。出演:DJKOO、中野信子
今回のゲストの中野はテレビでよく見る顔であるが、こうした音楽番組で見るのは珍しい。そこで最初と最後に流れた歌が「夢をあきらめないで」と「木綿のハンカチーフ」である。
「木綿のハンカチーフ」と太田裕美については書いたことがあったが、岡村孝子については石橋杏奈が結婚した時に少し触れただけだった。それでも、どちらも好きな歌とアーティストである。
中野によると音楽を聴いて脳が喜ぶのはコード進行ということである。この2曲はカノン進行という共通点があるとのことだが、「カノン」も大好きな自分にとっては理屈はどうあれ、聴いてて心地よいのは確かなことで脳が喜んでいるのは間違いないようである。
岡村の歌を初めて聴いたのが1982年7月に発売された「待つわ」だった。当時は現役女子大生デュオあみんとして活動しており、その歌に魅せられてシングルを購入した。
その後ソロになって1987年に「夢をあきらめないで」がヒット。この時にはCDの時代になっていたがシングルは購入せず、翌年に「TODAY/輝き」が収録されたアルバム「SOLEIL」を購入した。それからはすっかり岡村の歌に魅せられて、車の中でよく聴くようになった。
当時は女性の多い職場だったので、この頃の歌を聴くと鮮やかに思い出もよみがえってくるようである。OLの教祖とも呼ばれていたが、男性もしっかりと励まされていた。その後、結婚、離婚があって2019年に急性白血病になったものの今年ステージに復帰した。
1962年1月29日生まれだから来年が還暦になる。1962年生まれというと「大草原」のメリッサ・スー・アンダーソンもそうで、どちらも自分にとっては憧れのお姉さんキャラだった。そのメリッサ・スーが演じたメアリーには「木綿のハンカチーフ」を連想するエピソードもある。
ちなみにドラマ「愛していると言ってくれ」の主題歌「LOVE LOVE LOVE」もカノン進行とのこと。その他にも山下達郎の「クリスマス・イブ」やZARDの「負けないで」、そして「翼をください」もそうみたいである。当然、すべて大好きな歌である。