ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ルイという女

昔の日記を読んでいると面白くて止まらなくなってしまう。それで現在の日記を書いてみようと思うけれど何を書いていいのか分からずに止まってしまう。

昨日から低気圧が発達している影響なのか鈍い頭痛が続いており、何かを考えると頭が痛み出してしまう。その上、寒くて炬燵から動けないのでパソコンの前になかなか座れない。

そのため、ダラダラと音楽を聞き流している。このところ岡村孝子ヘビーローテーションになってしまっている。穏やかな曲調は、ぬるま湯に浸かっているかのような心地良さがある。

 

テレビでは朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にすっかり魅せられている。久々に初回から録画を残し続けている。これまで全話ディスク化した作品は同じ藤本有紀脚本の「ちりとてちん」、そして「ゲゲゲの女房」と「あまちゃん」である。「カーネーション」は最後の月だけ残していない。サントラを購入したのが「あまちゃん」と「カーネーション」だった。

今のところ音楽を含めてほぼ完璧な内容である。昨日の妊娠と出産のエピソードでも、短いながらもしっかり母性を感じられた。無理に出産シーンを描かなくても、その前のエピソードでそれは十分に伝わる。まさに何を選択して省略するかで印象はガラリと変わるということ。

今朝の空襲のエピソードもそう。冒頭で幸せな一時を描いているから、その後の悲劇がより強烈に伝わってくる。こうしたシーンは何度も朝ドラで描かれてきているから、省略されても脳内で補完できる。

ルイ・アームストロングの「日向の道」On The Sunny Side Of The Street から広がるイメージも素晴らしい。ルイという名前も当たり前のように思っていたが、男女どちらでも問題ない。ドラマでは野球の塁と勘違いしていたように、最近ではプロバスケの八村塁が有名だろう。


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このルイ (Louis) は、フランス語圏の男性名で、英語圏でもしばしば使用されるとのこと。フランス王の名前が有名だが、当ブログの映画記事でもっとも読まれている「ダメージ」の監督ルイ・マルLouis Malleもそうである。

今年になって購入した筒美京平のベストにもフランク永井が歌った「ルイという女」という歌が収録されていた。このように筒美京平というネームを意識するだけでも歌の世界は大きく広がる。

 

先日から見始めた1974年に放送された「日本沈没」の主題歌「明日の愛」も筒美だった。五木ひろしの歌唱も感動的である。現在放送中の「日本沈没」は見る気にはなれなかったが、当時公開された映画とドラマは夢中になったものである。


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ドラマではやはりヒロインである由美かおるが魅力的であるが、久々に見たマリ・クリスティーヌMari Christineが懐かしかった。

このマリからは真理などの名前を連想することができるが、個人的にはMaryを思い出してしまう。このメアリーは、メアリまたはメリーとも読めるし、マリア(Maria)やマリー(Marie)などにも対応するようである。