ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

屋根裏部屋のビリー・ジョエル

高校生になって本格的に洋楽を聴き始めた。時代は80年代に入っていたが、好んで聴いていたのは70年代のロックが多かった。

ビートルズピンクフロイドは後追いだったが、ほぼリアルタイムで追いかけたのがビリー・ジョエルだった。

初めてビリーのアルバムを買ったのが1978年で、当時CMで流れていた「ストレンジャー」に魅せられたのがきっかけだった。

それからは新作が発売される度にレコード(とカセット)を購入したが、CDの時代になって過去作も含めて買い直すことになった。

スタジオ・アルバムは次の通り。

・コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人 - Cold Spring Harbor(1971年)
・ピアノ・マン - Piano Man(1973年)
・ストリートライフ・セレナーデ - Streetlife Serenade(1974年)
・ニューヨーク物語 - Turnstiles(1976年)
ストレンジャー - The Stranger(1977年)
ニューヨーク52番街 - 52nd Street(1978年)
・グラス・ハウス - Glass Houses(1980年)
・ナイロン・カーテン - The Nylon Curtain(1982年)
・イノセント・マン - An Innocent Man(1983年)
・ザ・ブリッジ - The Bridge(1986年)
・ストーム・フロント - Storm Front(1989年)
・リヴァー・オブ・ドリームス - River of Dreams(1993年)

やはりレコードで購入した「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」「グラス・ハウス」には思い入れがある。

その後の1981年に発売されたライヴ・アルバム「ソングズ・イン・ジ・アティック」(Songs in the Attic)までレコードで購入した。

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そのアルバムの冒頭の歌「マイアミ2017」は次のように始まる。

Seen the lights go out on Broodway

ブロードウェイの灯が消えてしまった

2017年にニューヨークが破壊され、マイアミに移住して、かつてのニューヨークのことを伝えていくという内容が歌われるが、まるでコロナのことを予言していたかのようである。

このアルバムに収録された歌は、ビリーが屋根裏部屋にしまいこまれていたかのように大切にしてきたものである。それは今、こうして昔の子供部屋で昔の思い出を書いていることとも重なってしまう。このジャケットを見ていると、まるで薄暗い物置で昔のCDを発掘している自分みたいである。

ビリーといえばピアノ・マンでもある訳で、当時ピアノを弾いていた20代の音楽の先生にレコードを貸したのも青春の淡い思い出である。

これが40年前のことで、それから10年後の1991年の1月3日に東京ドームでのビリーの来日コンサートに行くことになる。当時の日記には次のように書かれている。

新年早々のコンサートはもう最高で、かえってスタンドだったのが良かったのかドームではベストの景観と音であった。すべて馴染みの曲という涙ものの展開で、特に「イタリアンレストランで」と「グッドナイト・サイゴン」の連続演奏は圧巻であった。


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