ようやく大雪警報も解除されて、外の雪は止んだ。三連休は穏やかだったが、この3日間の降りは凄かった。毎日、屋根の雪下ろしをしてクタクタになった。
こうなると気持ちに余裕がなくなってしまい、エンタメも素直に楽しめなくなってしまう。当然、ブログなど書く気にはなれない。
それでも寝る前には色々なブログを読んで刺激を受けて、自分も同じように書いてみたいと思うものの、なかなか実行に移せないのが現実である。
昨夜もベッドに入ってからiPadで多くのブログを読んだ後、自分のブログを見て驚いてしまった。筒美京平の「魅せられて」について書いた記事がいきなり注目記事でのトップになっていたのである。
これまでランクインしたこともない記事がいきなりトップになってしまうなんてことは初めてだった。それも1年以上も前に書いたものである。なんで今頃って思ったので調べてみた。
そうしたら昨夜NHK総合で放送された「日本人のおなまえ」で「魅せられて」が取り上げられたのが分かった。
去年7月に亡くなるまで生涯現役を貫いた音楽プロデューサー『酒井政利』。酒井プロデュースで最大のヒットを記録した、ジュディ・オングの『魅せられて』。名曲誕生の舞台裏を徹底取材!
番組を見ていないので詳細は分からないが、「魅せられて」と映画「エーゲ海に捧ぐ」との関連が伝えられたのか、この二つのワードで検索した人が多かったようである。
自分にとっては「魅せられて」と言えばエーゲ海をすぐに連想してしまうが、意外とそうではない人が多かったようである。
歌詞のWind is blowing from the Aegeanをエーゲ海ではなくアジアから吹く風と思っている人も多そうである。ロックのASIAをエイジアと読むのと同じような感じかもしれない。
それにしても、さすがに地上波の番組はSNSでの反応も早い。この番組の視聴率がどのくらいなのかは分からないが、リアルタイムで見ている人が多いのが分かる。一気にアクセスが集中して、普段は読まれていない記事がいきなり首位になってしまうのだから凄いことである。
それだけに落ちるのも早そうであるが、とりあえず明日の土曜日に再放送があるようなので楽しみにしたいと思う。
個人的には木曜のNHKといえば、Eテレの「クラシックTV」と「2355」ということになる。
昨夜の「クラシックTV」は大河ドラマの音楽の特集で面白かった。
今回は「大河ドラマ」のテーマ音楽!ゲストは今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演している、俳優の宮澤エマさん!歴代の大河を彩ってきた音楽の魅力にもせまる。
60年近い歴史をもつ大河ドラマのテーマ音楽は、武満徹・芥川也寸志・池辺晋一郎など日本を代表する音楽家によって作曲され、多くの曲をNHK交響楽団が演奏している。ドラマの世界に寄り添った音楽は、印象的な映像とともに人々に記憶されてきた。時代とともに進化てきたテーマからみえる、音楽の変遷、そして現在は?▽龍馬伝のテーマ/ピアノ:清塚信也▽「いざ鎌倉」チェロ・バージョン~チェロ:宮田大
個人的には宇崎竜童による「獅子の時代」の音楽が至高なので、BSPで放送された新春スペシャルとともに紹介されただけでも満足であった。
あとは現在4Kでも放送中の「黄金の日日」を担当した池辺晋一郎の音楽も「未来少年コナン」とともに忘れられない。
ただ、先日から始まった「鎌倉殿の13人」は早くも途中で挫折してしまった。全然、ストーリーが頭の中に入ってこなかった。自分にとっては幕末と戦国に挟まれた鎌倉時代は鬼門のようである。大好きな「黄金の日日」と「獅子の時代」に挟まれた「草燃える」と同じになってしまった。
音楽のエバン・コールはアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を担当しているが三谷作品には合っていないような気がした。
それから「2355」の映画音楽のコーナーでは大好きな「ロッキー」のテーマが流れた。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ではトランペットが重要なアイテムになっているが、この曲でのトランペットも最高である。
「アナザーストーリーズ」でロッキーが取り上げられた時に作曲したビル・コンティが迫力を出すために自費でトランペットを増やしたと語っていたのが印象的だった。
るいにとってサッチモのトランペットが忘れられないように、自分にとってはロッキーのトランペットは忘れられない。ドラマではるいが初めてレコードを買うシーンが印象的だったが、自分も中学時代に初めて「ロッキー」のサントラを買った時の興奮は忘れられない。
それからジョーの部屋にあった家具みたいなステレオが、自分が初めて貰ったステレオみたいで懐かしかった。