ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

10年前のブログ

ようやくストーブを片付けたら、いきなり初夏の陽気になった。この著しい寒暖差に体が追いつかず、頭もぼんやりとしたままだ。肩と首の凝りによって頭痛も併発。まともにテレビも見られない有様だ。

そんな状態の中、ブログを書くのもどうかと思うが、ただベッドに横たわっているのもしんどいので無理にPCの前に座ってキーボードを打っている。

この連休中、何度も書こうと思っては途中で挫折することの繰り返しを続けてきた。書きたいことは頭の中にあるのに、それを文章化できないもどかしさに苛まれ続けてきた。

今もここでキーボードを打つ手が止まってしまい、しばらく画面を見続けてしまった。これまではここで諦めてPCの前から離れてしまったので、今回はブログを始めた10年前のことを書いてみようと思う。

今から10年前の5月5日に初めてブログを書いた時のことはよく覚えている。その頃のことは当ブログには残していないので、ちょっと引用してみる。

2012/5/5(土)

連休も残り一日となった今日、ようやく朝から青空が広がった。レジャーには最適な日となったが、出かける予定のない身にとってはどうでもいいこと。

帰省もせず、家に籠ってテレビ三昧の日々ももうすぐ終わる。来週からは仕事に追われる日々が再開し、週末は法事で帰省するから、こうしてのんびりできる時間は貴重である。

日記を書かなくなってからは久しいが、他人の日記を読む頻度は増えた。自分の書きたいテーマを検索すると、すでに多くの方々が詳細に語っていて、共感することばかり。それでも書きたいという気持ちはあるわけで、自分なりにできる範囲で書いていきたいと思う。ささやかな日常の備忘録として。

当時は未公開のまま、日常のあれこれを書くだけで満足だった。それでタイトルは「ささやかな日常の備忘録」としたが、はてなに移行してから同じタイトルのブログがあったので備忘録から記録に変更したが、今は日常のことはほとんど書いていないのでタイトルと内容がそぐわないブログになってしまった。それでも10年間もよく書き続けることができたと思う。

2012/5/7(月) 

休み明けの出勤は体にこたえる。ほとんど動かない日が4日も続いた後だけに尚更だ。それなのに心地よい陽気だったため、途中下車して飛鳥山経由で出社。夏服でノーネクタイという軽装だったものの、なまった体には少々きつかった。

iPodの音楽は今日からブリティッシュ・フォーク中心に変更。5月の風とアコースティック・ギターの音色が心地よい。

仕事はやはり本調子ではなかったものの、さほど忙しくなくて助かった。そんな中、またしても決算におけるケアレス・ミスを発見。集中力の欠如に.落胆。

帰りはコンビニに寄って、そばとおにぎりを購入。

今朝のモーニングショーでお得なマンションの居住地No.1に選ばれていたのが北区の志茂だった。当時、ここから地下鉄の南北線に乗って出勤していたので懐かしかったのと同時に、今もここに住んでいたらどうなっていただろうと思った。

都心へのアクセスも良く、会社の行き帰りに飛鳥山を経由できるのも最高だった。その時は渋沢栄一の記念館を横目に歩いていたが、まさか大河ドラマの主役になり、1万円札の顔になるとは思ってもみなかった。

当時はメリー・ホプキンなどのブリティッシュ・フォークをよく聴いていたが、今は日本のフォークや歌謡曲ばかり聴いている。


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2012/5/8(火)

昨日の疲れが残って、最悪の目覚め。久々に頭が重く、全身がだるかった。トースト2枚を食べてから、コーヒーをがぶ飲みしたが、頭痛は消えず薬を飲んで出勤。体は痛んだが、今日も晴れていたので途中下車して会社まで歩いた。5月といえども日差しは強く、昨日よりも暑くて消耗してしまった。

会社に着いても頭痛は治まらず、昼食後にも再び薬を飲んだ。しかし、一向に改善せず6時過ぎに会社を出て帰宅。寿司を買って食べたが、未だに治まる気配はない。

10年前も頭痛に悩まされていたが、体は比較にならないほど元気である。今はほとんど歩くこともなくなってしまった。

2012/5/10(木) 

なぜ、毎朝こうも目覚めが良くないのだろうか。睡眠時間が足りてない訳でもないのに、熟睡感がない。ここ数日は頭が重く、ただもうしんどい状態が続いている。

会社では新年度早々、売り上げの大幅なダウンで先行き不安が募るばかりで、仕事に身が入らない。

大気の状態も不安定で、午前中は晴れていたのに、昼過ぎから暗雲が立ち込め、雷雨となった。雨上がりの帰り道はヒンヤリとした空気で、だらだらと歩いて帰宅した。

ここから会社の業績は急降下していき不安は現実となった。

2012/5/14(月) 

土日と帰省した後の月曜日は本当にしんどい。休んだ感じがしなくて、体が妙に重い。
会社でも決算業務が足踏み状態で、なかなか先に進まず、焦りだけが募る。 とても集中して仕事に臨むという感じではない。
帰りは風が心地良かったが、歩く元気はなく、食料を買って帰宅。

録画で見た「LOST」はサイードとダニエル・ルソーとの出会いにより、初めて他の者たちの存在がほのめかされた。さりげなくイーサンも登場して、改めて脚本の巧みさを実感。

この頃、海外ドラマ「LOST」にハマり、初めてAmazonでDVD-Boxを購入した。

2012/5/16(水) 

日中の最高気温は28度で7月上旬の暑さ。 先日、帰省した折には10度未満で寒さに震えていたのが嘘のようだ。こうした気温差に体が適応しきれず、体調が芳しくないのであろう。会社でも集中力に欠けて、仕事が滞りがちであった。それでも帰りは歩いたが、やはり消耗度は大きかった。赤羽駅吉野家の牛丼を食べたが、妙に美味しかった。380円で満足できるなんて、ある意味、幸せなことである。

吉野家といえば先日、問題発言があったばかりだが、そうした企業風土は別にして当時はお世話になったものである。

それにしても10年前も体調は芳しくなかったようで、これからも体調には気を付けていきたいものである。そうすれば、あと10年は無理としても、もう少しブログも続けられるかもしれない。