ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画「雨に唄えば」

年末になると、つい過ぎ去った日々のことを考えてしまう。そのうえ、寒くなると炬燵の中で、つい昔の日記を読み続けてしまうから始末に負えない。そんな訳で、昨日の続きを書くことにする。

1987年12月1日に「巴里のアメリカ人」を観て、23日には「雨に唄えば」を観に行っている。

7時に退社後、一人で銀座文化にて映画「雨に唄えば」を観た。とにかく最高の面白さだった。仕事が終わって映画を観ると本当に気分が良くなってしまう。酒を飲みに行くよりはるかに有意義だし、文化的でもある。特にストレスがたまっている現在、こうした能天気な映画は何よりも発散になる。

それでも一人で観ることに寂しさを感じないこともない。基本、映画は一人で観るものだと思っているが、夜の銀座でこういう映画を観ていると余計に都会の孤独を感じてしまうのも事実である。それでも場内は意外とカップルは少なく、男女ともに一人で観ている方は多い。

果たして彼女を誘ったら、どうなっていたことだろう。自分を見つめる彼女の瞳の何と魅力的なことか。わずか数秒でも目が合うと舞い上がってしまう。そんな彼女と一緒に映画を観られたら、それこそ土砂降りの雨の中でもスキップを踏んで唄いたくなることだろう。


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その後、彼女とは映画を観に出かけることになったが、ミュージカルでは2年後の1989年にSophisticated Ladiesの舞台を観た。まさに、バブルの真っ只中だった。


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