ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

「わが家の思い出」の記憶

昔の日記を読むと、その度に新たな発見があって面白い。

1990年1月4日(木)に次のような記述があった。

朝はマクドナルドへ行き、それから有楽町へ出て、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」を観た。終映後、吉野家で牛丼を食べて帰宅。夕方より久々に「大草原」を見てノスタルジックな気分に浸った。

映画館で待望の続編を観た日に、なんと「大草原」を見ていたのである。1982年に上京してからは一度も見ていなかったと思っていただけに意外だった。そこで何を見たのか調べてみたら、4時45分から6時まで「わが家の思い出」の前編が放送されていたのが分かった。そして、翌日には後編が放送されている。

この「わが家の思い出」を初めて見たのが1981年4月18日のことで、シーズン6の前にこれまでの総集編として放送されている。この回のことはよく覚えていたので、この時の記憶かと思っていたが、もしかしたら違っていたかもしれない。そもそも後編があったことすら知らなかった訳で、こうなるともう一度、後編も含めて見てみたいと思った。

IMDbによるとアメリカでは1979年11月15日にLittle House Yearsというタイトルで放送されており、尺は2時間12分だったとのこと。この時はシーズン6の放送中だったので、やはりシーズン5までの総集編で1981年に見たのは、その短縮版だったのかもしれない。ストーリーを要約すると次のようになる。

1882年の感謝祭の日に、メアリーとアダムが訪れる。夕食後、ローラは思い出の本に目を通し、ウォルナットグローブの小さな家、最初の作物の被害、おばあちゃんと馬のバニーの死、ネリーの邪悪な計画など、家族の過去の出来事について回想していく。

そのレビューの中に、「長い間、失われ、忘れられた宝石」という表現があり、妙に納得してしまった。YouTubeでそのオープニングを見ただけで胸が熱くなってしまった。デビッド・ローズのアレンジも最高で、本当にサントラが欲しいと思ってしまった。可能ならば、これも4Kで見てみたいが、無理だろうか。


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これはアメリカでもDVD化されてないようであるが、DVD化されているパッケージも(日本版と違って)なかなか魅力的で、見ていて飽きなかった。

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