ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

バレンタインの思い出

雪降るバレンタインデーの朝、久々に「めざましテレビ」を見た。エンタメのコーナーで芳根京子がバレンタインの思い出を語っており、それだけで満足してしまった。

これまで新垣結衣が出演していたビールのCMを芳根が引き継ぐことになったようだが、早く見てみたい。しかし、芳根のCMにはなかなか出会えないので、見られたらラッキーくらいに思っていた方が良さそうである。


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ビールのCMで思い出すのが中山美穂森高千里である。先月に放送された「霜降り明星のゴールデン☆80'S」の2時間SPに出演していたのを見たが、時の流れは無常だと思った。

最近、森高の出演している番組をよく見るが、上記の「めざましテレビ」では1996年4月から翌年3月まで「ララ サンシャイン」がテーマソングとして流れていた。その頃が自分にとってはもっともミーハー的に中山と森高の歌を聞いていたような気がする。先日、森高のアルバム「TAIYO」を聴いたが、あの頃のことが鮮明によみがえってきた。

しかし、個人的には昨年にNHKで再放送された「まんが道・青春編」(1987年)での初々しい姿が新鮮で、そこから1989年の「17歳」くらいまでの姿がバブルの思い出と共に強烈に記憶に刻まれている。

あの頃はバレンタインの義理チョコも派手だった。貰うのは嬉しかったが、お返しが大変で、嬉しさも半分といったところ。それだけに日記にも当日の記述は少ない。1990年の日記には次のように書かれている。

時すでに2月の中旬に至り、今日はバレンタインデー。義理チョコをO嬢から頂き、贈り物チョコをOさんから貰った。しかし、あの人の姿はなかった。今にして思えば昨年の冬は最高だった。今度また、あの時のような楽しい時を過ごせるのは何時になることやら。

それでも、今年になってすでに2回もコンサートに出かけ、文化的にはなかなか充実している。1月30日のオーチャードホールでの東フィルによるマーラー8番は、とにかくそのスケールに圧倒させられた。そして今月2日のサントリーホールでの日フィルによるラフマニノフ2番は羽田健太郎のピアノ演奏が素晴らしく、まさに陶酔のひと時だった。

日記には名前は書かれているがイニシャルは二人ともOだけに、お一人はO嬢になってしまったのが面白い。映画「O嬢の物語」のサントラは夜に聴くのが最高である。


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さらに、今夜聴く曲としてはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番も良いかもしれない。この生演奏を羽田健太郎のピアノで聴けたのは忘れられない思い出である。

そこに、カーペンターズのアルバム「ア・ソング・フォー・ユー」のジャケットのようなバレンタインカードがあれば最高である。