ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

「あさイチ」と小芝風花

季節外れの暖かい朝。ストーブなしで過ごせるだけで気分が良い。

そんな今朝の「あさイチ」のゲストは小芝風花友近。この二人といえば朝ドラ「あさが来た」ということになるが、冒頭に嬉しいサプライズがあった。小芝が来年の大河「べらぼう」に出演が決まったとのこと。脚本は森下佳子で、NHK版「大奥」が良かっただけに元々楽しみだった。そこに小芝が出演となれば、まさに鬼に金棒といったところ。

小芝の時代劇といえばNHKのBSで放送された「あきない世傳 金と銀」での抑えた演技が良かっただけに楽しみでしかない。それに対してフジの「大奥」は小芝をもってしてもドラマに魅せられずに2話で挫折してしまった。

あさイチ」ではラジオを中心とした音声メディアと推しライフの特集であったが、小芝とラジオで思い出すのは「波よ聞いてくれ」で昨年見たドラマで全話録画したのはこれだけだった。まさに自分にとっては推してる女優の一人ではあるが、自分に合わないドラマを見続けられるほどの熱量は残念ながらない。

それだけに知らない脚本家のドラマに出演するよりも、好きな脚本家による大河ドラマに出演してくれるのが嬉しくてならない。小芝は主役の幼なじみの遊女役とのことだが、「JIN-仁-」で中谷美紀が演じた野風に匹敵するような存在感で描かれることを期待したい。

なお、森下の脚本では「だから私は推しました」もお気に入りで全話録画を残してある。2019年の放送だったが、もしかしたら「推し」という言葉を意識したのはこのドラマの影響が大きかったような気もする。

推しということでいえば当ブログで小芝と共に登場することの多いのが芳根京子で、映画「居眠り磐音」で演じた遊女役が忘れられない。かつて、朝ドラのヒロインをゲットした芳根を小芝が追っていると書いたことがあるが、まだ芳根は大河には出演していないので形勢は逆転したと言っても良いかもしれない。

同じ1997年生まれでは芳根に続いて杉咲花黒島結菜今田美桜が朝ドラのヒロインの座をゲットしたが残念ながら推しではない。ちょっと推してるところでは松本穂香井桁弘恵生田絵梨花桜井日奈子あたりに頑張ってほしいところである。

なお、芳根は3月放送予定のドラマ「テレビ報道記者 〜ニュースをつないだ女たち〜」に出演するとのことなので、番宣で「ゴチになります」に出て欲しい。個人的な夢は小芝と芳根の共演した姿を見ることである。残念ながら後ろのパネルに小芝と芳根の名前は見つけられなかったが、朝から小芝の笑顔を見ることができてラッキーだった。

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正月番組を見て思ったこと

昨日の朝は放射冷却で氷点下の冷え込みだった。そんな影響もあってか首元がカチンカチンに硬直してしまい、久々に酷い頭痛を併発してしまった。こうなると吐き気で食欲もなくなり、ぐったりしたまま一日が終わってしまった。

それに対して今朝は久々に暖かい朝で6時過ぎにゴミ出しに外へ出たが、あまり寒さを感じなかった。空には細い三日月と明けの明星たる金星が輝いており、見ることができてラッキーだった。

テレビを点けたら元日に放送されるはずだった鶴瓶タモリの正月番組をやっており、そのまま見続けてしまった。昔の正月番組の記憶はあまりないが、若かりし日のタモリの姿はけっこう覚えていた。

番組で紹介されていた番組表にドラマ「関ケ原」があったような気がするが、1981年の正月に見ていた記憶がある。元日には刑事コロンボの再放送「魔術師の幻想」を夕方4時から見ていた。5日には映画「明日に向かって撃て」と「エーゲ海に捧ぐ」を見て、7日からドラマ「二百三高地」が始まった年である。ちなみに映画「二百三高地」は前年の8月に公開されており主題歌はさだまさしの「防人の詩」で、当時シングル盤を購入した。


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番組では色々な雑煮が紹介されていたが、あいみょんが食べたイクラと鮭の雑煮が珍しいとは思わなかった。小さい頃からイクラといえば雑煮だった。こうした正月料理を食べていた時に地震が襲ったのかと思うと胸が詰まる。

テレビはもう通常モードに戻ってはいるが、あまり見る気にはなれずに録画だけが溜まっていっている。「ドキュメント72時間」も録画で見たが、なかなか良かった。別府の貸間を舞台にした人間模様を見ていて、こういう所で長逗留するのも良いだろうなって思った。何よりも仙人みたいな99歳の老人の姿を見てかくありたいと思ったものである。

テレビでは5歳の子供や、帰省していた娘さんなどが若くして亡くなったと伝えているが、こうした事実を知ると人生いろいろだけど不公平だなって改めて思わざるを得ない。正月のバラエティ番組をお気楽に見ることができる人が大多数だろうけど、新年早々食べる物にも不自由している人もいる。だからといって自分に何か出来るわけでもない。

今日はまだ晴れているけど、明日からはまた冬型が強まって大雪になるかもしれないとの予報が出ている。そうなるとこちらも戦々恐々として待ち構えないといけない。それは被災地の方々にとっては尚更である。これ以上、被害が増えないことを願うばかりである。

ドラマ「やがて来る日のために」

朝から冷たい雨。雪でないのは嬉しいが、被災地で土砂災害が発生しないことを願う。

昔、録画していた山田太一脚本のドラマ「やがて来る日のために」を見た。2005年5月にフジテレビで放送されているが、2017年にスカパーで再放送された時にも見直している。

なぜ、今また見直したのかといえば、2003年にTBSで放送された「ドラマの巨人 脚本家 山田太一の世界」という番組を見たら、DVDに一緒に録画されていたからである。こうした優れた番組があるのに、なぜTBSは追悼として再放送しないのだろうかと思った。

それはさておき、「やがて来る日のために」であるが死をどのように迎えるのが幸せなのかっていう重いテーマを描いている。それだけに何度も見たいドラマではなかったが、見始めたら止まらなくなってしまった。

ベテラン訪問看護師を演じているのが市原悦子で、そこに病院の看護師を辞めた星野真里演じる新人が配属されてバディを組むことになる。

当時はこの訪問看護師という存在にリアリティを感じなかったが、実際に昨年の10月からお世話になることになり見方が全く変わってしまった。訪問看護師が自宅に来るということは、つまり病院ではなく自宅で看取りをするということを意味する。日々の健康状態を把握し、それを医師に報告して「やがて来る日」に備えるということである。

実際にその仕事ぶりを目にすると患者だけではなく家族へのケアにも抜かりがなく、大変な中でもちょっとした安心感を覚えることができたものである。来宅してくれた方もベテランで、時には若い実習生が一緒のこともあり、その仕事ぶりを見るのも色々と勉強になったものである。

ドラマの中でも実際に経験したことが色々と描かれており、地道な取材があってのドラマなんだと改めて痛感することができた。その中でもリアルだと思ったのが、神山繁中原ひとみが演じた夫婦。夫を介護する妻の気持ちもそうだが、息が止まってしまって驚くようなことは何度もあった。このドラマでは嘘をつくことも場合によっては肯定しているが、それによって夫が困ってしまうというのも可笑しかった。

それとは逆に嘘によって周りが悲しむこともある。上野樹里が演じた18歳の少女は治る見込みがないということで自宅に戻ってきたが、本人はそれを知らない。そこで少女は思い出の場所である横浜に行きたいと言い出す。

最初は無理だと思われたが、周りの協力で実現することができた。普通のドラマであったら恋愛にもっていって泣かせようとするだろうが、流石に山田ドラマには節度がある。学校とコンビニと駅のホームという何気ない風景の中に上野を立たせることによって、ささやかな日常の尊さを際立たせていて感動的だった。

コンビニの棚にCRUNKYがある

この後で少女は亡くなってしまう訳だが、ドラマではエンジェル・ケアのシーンも少しだけ描かれる。これも訪問看護師の大切な仕事である。ちなみに映画「おくりびと」は2008年公開だった。

キャストとしては市原悦子と井川比佐志の夫婦役、柄本明堺雅人の医師役が面白く、その夫婦に訳ありの星野真里が加わり、疑似家族みたいになるところがいかにも山田ドラマって感じだった。その他に森下愛子吉田日出子が出演し、演出は堀川とんこう。音楽は「ドラえもん」でおなじみの沢田完だった。

最近では訪問看護だけではなく訪問介護の人材も不足しているとのニュースを見たが、(今回の地震孤独死などは別にして)このままでは自宅で死ぬことが難しくなっていくのは間違いない。やがて来る日のために何ができるか、改めて考えたいものである。

この正月にはお節とCRUNKYを食べたが、避難所生活のことを思うと心が痛む。早く十分な食料と灯油が支給されるように願うばかりである。

ちなみにAIによるタイトルに「被災地で土砂災害を願う朝」って出てきて驚いた。まだまだ不十分ということもあるが、こんな風に間違って書いてしまったり誤読されてしまう可能性もあるというのは怖いと思った。

現実と映画~交響詩「フィンランディア」

現実がフィクションを超えてくると、もう訳が分からなくなってくる。ニュースで見た輪島や羽田空港の景色から想起されるのは、現実の記憶か映画などの記憶か曖昧だ。

70年代に観た「大地震」や「エアポート'75」といったパニック映画の記憶はそのサントラと共に鮮明だ。今も4kで「刑事コロンボ」や「ジェシカおばさんの事件簿」などを見ていると、なんだか不思議な感覚を覚えてしまう。

先日見た「毒のある花」で犯人役を演じたのがヴェラ・マイルズ。映画「サイコ」が有名であるが、「コロンボ」だけではなく「大草原」にもゲスト出演している。同じ頃には「エアポート'85」なるテレビ映画にも出ているが、原題(International airport)は国際空港のことで、もちろん日本では羽田空港も含まれる。

昨日の6時頃、テレビで地震のニュースを見続けていたら、画面が切り替わって空港からの中継となった。少しずつ情報が明らかになっていくうちに、これは大惨事になるかもと思った。

空港での火災といえば「ダイ・ハード2」が思い出されるが、そこで高らかに流れたのがシベリウスの「フィンランディア」だった。ニュースで全員が無事に脱出したということを知って脳内でこの曲が流れたのは言うまでもない。


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紅白と思い出の歌

雪ではなく雨が降っている。年が明けて、花火の音、鐘の音が遠くから聞こえてきたが、雨音が心地良かった。

昨夜の紅白は「ブギウギ」のコーナーがないということで見る気をなくしていたが、薬師丸ひろ子が出るという一点だけで見ることにした。

テーマはボーダレスということで韓国の方々が大勢出演していて、一体何を見せられているのか頭が混乱してしまった。せっかくテレビ放送70周年という節目だったのだから、こちらを中心にすれば良かったのにと思ったが、あくまでも(テレビを見ない)若者に媚びることを優先したようである。

黒柳徹子がゲストだったのに、「夢で会いましょう」ではなくて「ザ・ベストテン」からの流れで薬師丸ひろ子寺尾聰が登場した。歌は1981年に発売された「セーラ服と機関銃」と「ルビーの指環」で、「セーラ服」は翌年1月14日に1位となった。

どちらも高校時代の思い出の歌で、特に「セーラー服」は冬休みのバイト中に聞いていたラジオからよく流れていて、すっかり気に入ってしまいシングル盤を購入したほどだった。

自分の高校時代のエンタメ作品には特に思い入れがあるだけに、昨年の山田太一松本零士坂本龍一谷村新司らの訃報には感慨深いものがあった。

その山田太一松本零士から連想するアーティストはゴダイゴで、ドラマ「男たちの旅路」と映画「銀河鉄道999」のテーマ曲を歌っている。1979年には「The Galaxy Express 999」だけではなく、「車輪の一歩」の挿入歌にもなった「The Sun Is Setting On The West」にも魅せられたものである。


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クィーンの出演料がどのくらいだったのか見当もつかないが、そこに大金を使うならもっと他に考えることがあったような気もする。クィーンは好きだけど、紅白で見たいわけではない。それだったらゴダイゴのステージが見たかった。ちなみにゴダイゴは1979年、1980年、1999年に出場している。

また、今回は伊藤蘭によりキャンディーズの歌が披露されたが、「男たちの旅路」でもキャンディーズが登場した回がある。俳優としては田中好子が山田ドラマ(「秋の駅」「鳥帰る」「風になれ鳥になれ」)に出演していて忘れられない。

 

午後4時10分頃、能登震度7地震があった。当地でも震度5強の大きな揺れで、新年早々に驚かされた。当然、テレビはニュース報道に切り替わったが、まだ詳細は分からない。

先週のような大雪ではなかったのが不幸中の幸いであった。この揺れで屋根に雪が積もっていたら大変なことになっていたと思う。

これが昨日だったら紅白の放送はどうなっていたのだろう。