午後から久々の晴れ間となった。気温は低いままだったが、青空を見るだけでも心が弾む。
硬直していた頭と体が少しずつほぐれていく。久々にCDの収納棚をチェックしたところ、探していたアルバムが次々と発掘された。
寒いとコタツの前から動けないけど、晴れると部屋の中も明るくなってじっとしていられなくなってしまう。そんな部屋には今でも中山美穂のカレンダーが額装されたまま飾ってある。
最近は中山のアルバムを中心に昔の歌謡曲を聴き続けてきたが、今回たまたま探していたヘンリー・マンシーニーが作曲した「ひまわり」のサントラが見つかり、ようやく聴き直すことができた。やはり、メロディが美しくて胸に染み込んでくる。
その他にもニーノ・ロータが作曲した「ロミオとジュリエット」や「ゴッドファーザー」といった古典も聴き直すことができた。大好きなチプリアーニの「エデンの園」も見つかった。それぞれジャケットも素晴らしい。
この「エデンの園」が公開されたのは1980年。その頃に大人気だったのがゴダイゴでBSで放送されたCoversにミッキー吉野が堺正章とシシド・カフカと共に出演していた。そこでモンキー・マジックが演奏されたが、シシドのドラムが凄かった。堺も年齢を考えれば凄いのだが、ちょっと老境に鞭打つ感じが痛々しかった。
最後に演奏されたのが「別れの朝」。この歌も大好きで、シシドのハーモニーも印象的だった。ちなみに「別れの朝」という映画もあり、フランシス・レイが音楽を担当しているが、サントラは手に入れられないままである。