ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

冬の風と「月光」

冬の風は嫌いだ。吹雪は視界をさえぎって外では命の危険さえある。安全な家の中でもBSが映らなくなって好きな番組が見られなくなったりする。特に大好きな映画が放映される日がそうだとガッカリ感が半端ない。

そんなどうでもよい話は置いといて、平昌オリンピックだ。今日も選手は風で苦しめられた。スノーボードスロープスタイル女子の決勝を見た。決勝に出られたのは良かったものの、風のために実力が出せなかったのはかわいそうだった。日本選手では藤森が9位で最高だった。風のためなかなかスタートできない姿を見ると、こちらまで緊張してしまう。風を味方にできるかどうかで勝負が決まってしまうことがあるのだ。

そんな過酷な競技を見ながら、どうでもよいことが頭に浮かんでしまった。藤森由香を基準にすると、その他の選手の名前はけっこうユニークだ。12位の広野あさみ、14位の岩渕麗楽、19位の鬼塚雅。あさみさんからは中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」、麗楽さんからはエリック・クラプトンの「いとしのレイラ」、雅さんからは鬼束ちひろの「月光」を思い出してしまった。


月光/鬼束ちひろCovered By久保田雅(中学3年)

それぞれが大好きな歌だ。そして冬の寒い夜に炬燵に入って、温かいココアを飲みながら聴くのが好きだ。今もまだ外では雪が降ってはいるが風は止んだようだ。