ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

ドラマ「ハロー張りネズミ」

ハロー張りネズミ」の3話まで見た。それなりに面白い。山口智子が自分のことを「奇跡の53歳」と言い、深田恭子のことを「うっかりエロスちゃん」と言ったりする。それに対して深田は山口に「バブルがはじけなかった53歳」と反論する。

瑛太は深田を抱きしめようとするが「カリオストロの城」のルパンを演じてしまう。事件は解決したがラスボスまで辿り着かなかったことに対して山口は「悪い奴ほどよく眠る....か」とつぶやき、「黒澤明くらい見ろ」とけしかける。そんなベタなやり取りが、じゃまにならないほどには面白い。

瑛太が走り回っていたのが虎ノ門界隈で、懐かしい風景が個人的にはぐっときた。さすがに同世代の山口はそれなりに年齢を感じさせてしまっているが、深田はまだまだ変わらない。先日3話まで見直した「未来講師めぐる」から10年近くたっているのが信じられない。

確かにドラマとしては微妙なところではあるが、出演者たちのちょっとした会話やしぐさが面白く、見ていて飽きない。

チャーハンはパラパラがいいか、ベチャベチャがいいかなんて議論なんて、それこそどうでも良いことではあるが、結論はそこにあったりする。自宅ではベチャベチャを作って食べてはいるが、こちらを好んで食べる人がいるのだろうか。次回以降も楽しみだ。