ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

年の瀬

今年も残り少なくなってきた。特に慌ただしいこともないが、何となく落ち着かない。年賀状は今年から大幅にリストラし、出したのは僅かに16枚。これでも多い気もする。今日は朝から雪が降り続き、最高気温が0度で冷蔵庫状態。それでも、まだ大雪にはなっていない。世の中では色々な出来事が日々起こっているが、蚊帳の外。

安倍首相は真珠湾オバマ大統領と慰霊。そのパフォーマンスはまるで映画「1941」のようだ。今、ステレオから、サントラのマーチが流れている。先日、久々に再見したが、当時の熱狂には至らなかった。それでも音楽は高校時代を想起させてくれる。

ここ数日、ピンク・フロイドの「狂気」BOXを聴き続けている。当時、聴きたくても聴けなかった音源がてんこ盛りだ。5.1CHの音響効果など想像もできなかった。それが、こうして今聴けることは凄いことだと思う。

狂気(コレクターズ・ボックス)(DVD付)

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邦楽では、さだまさしのアルバムを集中的に聴いた。それぞれ良さがあるが、今回は「風見鶏」と「うつろい」が胸に沁みた。これまで音楽を聞き流してきただけに、新たな発見があって新鮮だ。最近では洋楽、邦楽、サントラから最低3枚は毎日聴くようにしている。それでも膨大なストックに選ぶのが大変だ。

テレビも見たい番組が多すぎて困ってしまう。先日、終わった大河ドラマ真田丸」。最終回もあまり盛り上がらず終わってしまったが、千姫を演じた女優に引っかかった。目元に見覚えがある。気になって調べたら永野芽郁という。そしたらWOWOWでやる「俺物語」という映画に出演しているのを知った。普段なら絶対に観ないような映画だ。恥ずかしながら久々にときめいてしまった。何というピュアな存在感だろう。すっかり魅せられてしまった。

俺物語!!

俺物語!!

 

更に調べたらドラマ「プラトニック」にも出演していたことが分かった。そう、あの中山美穂の娘役だったのだ。この演技に泣かされていたのだ。わずか2年前のことなのに、すっかり失念していた。放映されたのが2014年の春、リストラが発表された頃だった。確認のために1話を見たら止まらなくなってしまい、全8話を一気に見てしまった。

真田丸」は幸村の死で終わったが、あの「真田太平記」にはその続きがある。以前、録画したものがあったので、最終回まで3話分を一気に見た。幸村不在でありながら圧倒的に面白かった。その後、「半沢直樹」の1話が録画されていた。2013年の夏、まだ堺雅人が幸村役に決まる前だ。このドラマで堺はブレイクして、大河主演に至る。偶然ながら、その後を予言していたようで面白い。

その「真田丸」に助左役で松本幸四郎が出演していた。松本と言えば「黄金の日日」だ。その「黄金の日日」に出演していた根津甚八が亡くなった。見た作品は少なかったものの、その存在感は凄かった。今年、久々に「黄金の日日」の総集編を見て、改めてその魅力に気づかされた。晩年は悲惨だったようだが、もう一度、渋い演技を見たかった。以前ブログにも書いたが、「男たちの旅路」の役が強烈で予言的だった。

黄金の日日」が放送されていた1978年に公開されたのが「スター・ウォーズ」。

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そこでレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーも亡くなった。昨年公開されたエピソード7をWOWOWで見たばかりだった。映画自体は微妙な出来ではあったが、今後の活躍は楽しみだった。

今年はデビッド・ボウイから始まって、プリンス、モーリス・ホワイトキース・エマーソングレッグ・レイクジョージ・マイケル、そして冨田勲まで多くの大好きなアーチストが逝ってしまった。ボウイのアルバムさえ、まだ聴き切れていない。

★(ブラックスター)

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