BS-TBSの「昭和歌謡ベストテン」を見た。
昭和を代表する2大シンガーソングライター小椋佳と宇崎竜童を大特集!
世に送り出した数々のヒット曲の中から選りすぐりの名曲をご本人が熱唱!
両方のファンであったが、何か接点があったかなって思っていたが、何も語られず残念だった。これが小椋ではなく、さだまさしだったら山口百恵という接点ができる。今回は宇崎が作曲した「さよならの向う側」を 歌っていた。小椋も美空ひばりに提供した「愛燦燦」などを歌ったが、他の歌手に提供した歌がヒットしているという共通点がある。宇崎は1946年生まれで、小椋は1944年生まれで、ほぼ同世代になる。
宇崎のことは過去に記事も書いたが、個人的には大河ドラマ「獅子の時代」の音楽を担当したことが忘れられない。映画では高倉健主演の「駅 STATION」が印象的だった。
その前年である1980年に高倉主演で公開された映画が「動乱」であるが、その主題歌「流れるなら」を歌っているのが小椋である。当時、この歌が大好きで収録されたアルバムも購入した。
その前年には小椋が音楽を担当したアニメと実写で作られた「マルコ・ポーロの冒険」がNHKで放送されており、こちらも夢中になって見ていた。1979年4月から土曜の夜7時半から1年間放送されていたが、この期間は6時からの「大草原の小さな家」は放送されていなかった。
「マルコ・ポーロの冒険」(1979)
「瞬間」(1980)~「流れるなら」収録
「いたずらに」(1981)
「少しは私に愛をください」(1974)
なお、「動乱」の音楽を小椋と共作したのが三枝成彰で、現在BSPで再放送している朝ドラ「はね駒」と大河「太平記」も彼の作曲でお気に入りである。アニメでも「鉄腕アトム」「機動戦士Ζガンダム 」などがあるが、一番好きなのが大河「花の乱」である。