ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

【1984】映画「ザ・オーディション」を観た日

今朝の「あまちゃん」にセイントフォーが登場して、早速トレンド入りとのことで、笑ってしまう。それでも彼女たちが出演した映画「ザ・オーディション」に言及した書き込みは少なくて残念。10年前もそれなりに話題になり自分もブログに何度か書いているが、ほとんど読まれていないようである。

この映画「ザ・オーディション」は1984年11月17日に公開されており、これを28日に日比谷映画で観ている。当時、売り出し中のセイントフォーには関心はなかったが、映画制作にちょっとだけ関わったことで観に行くことにした。

映画のクライマックスで熱唱する彼女たちの歌を聴く観衆のざわめきと声援のアフレコに参加したのである。できればエキストラとして実際のステージを見たかったところではあるが、声だけでも参加できて嬉しかったものである。この日の日記には「自分たちが参加したアフレコの不気味な音の響きに苦笑しつつも、思わず感動してしまった」と書いてある。

実はこの日、前回の記事に書いた女子大の演奏会もあり、映画が終わった後に銀座で贈り物を購入して出かけている。当然、手紙も同封した訳で、そこから新たな思い出が多く刻まれることになったということでも忘れられない日である。

そして翌月には薬師丸ひろ子主演の「Wの悲劇」と「ゴーストバスターズ」が公開されることになる。すべて「あまちゃん」に関係することになるが、その3枚のサントラも自分の人生を彩っていくことになった。


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そんな1984年に出会ったエンタメ作品は多く、今でも忘れられない作品も多いが、テレビで見た「昨日、悲別で」もそうである。このドラマについては以前に書いているが、ここにきてアクセスが急上昇して当ブログのランキングでは2位まで上がった。たまたま今月の5日にドラマの舞台となった悲別ロマン座の看板に落書きがされたことがニュースになっていた。

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このドラマでもダンスに情熱を燃やす青春が描かれて「ザ・オーディション」と重なる部分が多い。音楽も印象的で、主題歌の「22歳の別れ」だけでなく、あのキャッツの「メモリー」も忘れられないということで、「潮騒のメモリー」の「あまちゃん」に繋がってしまった。


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ちなみに「キャッツ」が「ぴあ」の表紙になったのは前年の11月だった。