30年前の今日、1993年7月23日は金曜日だった。この日から夏休みを取り帰省したが、その前に有楽町で17日に公開された映画「ジュラシック・パーク」を観ている。恐竜のCG映像が凄かったが、個人的には久々にジョン・ウィリアムズの劇伴が良くて興奮したのを覚えている。最初のホルンの響きから最高である。
その前の6月16日にサントリー・ホールにて開催されたジョン・ウィリアムズ指揮によるボストン・ポップスのコンサートの余韻がまだ残っていたのかもしれない。9月に30年ぶりに来日するとのことだが、お元気そうで何よりである。
この年の夏は記録的な冷夏でタイ米を食べたことをよく覚えているが、仕事においても管理部門に異動となり、定時で帰れることが増えた。そのためアフター５に映画館やコンサートによく出かけたものである。
その頃のベッドサイドの写真を見ると、当時の嗜好が分かって面白い。
◎宮沢りえ～写真集「Santa Fe」は買ってなかったが、大河ドラマ「太平記」での藤夜叉役は良かった。やがて「北の国から」のシュウ役に魅せられることになる。
◎オードリー・ヘップバーン～この年の1月20日に亡くなったが、銀座文化などで主演作「昼下がりの情事」などを観続けていた。
◎アンディ・マクダウェル～「グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説 」「セント・エルモス・ファイアー」と観てきて「セックスと嘘とビデオテープ 」で魅せられた。サントラもお気に入りの物が多い。
◎ショーン・ヤング～「ブレードランナー」のレイチェル役が忘れられない。初めてテーマ曲が収録されたヴァンゲリスのベスト盤のジャケットはお気に入りである。
その他、CDで「シザーハンズ」「グラン・ブルー」「アトランティス」「カクテル」などのジャケットが見える。これらは六本木のWAVEなどで購入しているが、フランシス・レイなどの未公開作品なども多く購入している。クロード・ルルーシュのLa Belle Histoire (1992)を見つけた時は嬉しかったが、当時はどんな映画か見当もつかなかったが今ではネットで簡単に見ることができる。
それから寝る前にはこんな映画の本を読んでいたようである。
