ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

昔々、アメリカで~映画とドラマ

久々に映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を見た。3時間49分の長尺なので途中でインターミッションが入る。そこで一旦切って、2日間で見ることができた。今は持久力が衰えてしまっているので、2時間見続けるのもしんどいくらいだが、最後まで面白く見ることができた。

1984年に公開された時からモリコーネの音楽と共に大好きな映画で、今回見た「完全版」がレーザーディスクで発売された時にも購入している。映画は長いので何度も繰り返し見ることはなかったが、サントラはよく聴いたものである。

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基本、暴力的な映画は好きではないが、そこにノスタルジーが加味されると大好きになってしまうから困ってしまう。とにかくモリコーネの音楽がこれでもかってくらいに甘美に響いているので、残虐なシーンなどでも陶酔してしまうほどである。

ギャングが主人公であるが、少年時代のエピソードは印象的である。ショートケーキで初体験ができるということで玄関前で待たされた少年の姿は、おかしくも切ない。そこにモリコーネの音楽が流れ続けるので妙な気持ちになってしまう。

それはロバート・デ・ニーロが演じたヌードルスの初恋にも言える。トイレの覗き穴からジェニファー・コネリーが演じたデボラが踊る姿を見続ける姿は、「アマポーラ」のメロディと共に忘れられない記憶になっている。

それはそのままヌードルスの人生そのものになっていく。この甘美な初恋と友情が、大人になってどう変化して、どのように決着をつけることになるのか。語られない35年の空白は自分の人生にも重なってしまう。

デボラを演じたエリザベス・マクガヴァンを久々に見て、なんとなく「大草原」のメアリーを演じたメリッサ・スー・アンダーソンに似た雰囲気を感じてしまった。メリッサ・スーの一つ上になるが、シーズン1の「ジョーンズおじさんの鐘」に出演したショーン・ペンとも噂になったことがあるようである。

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「大草原」といえばOnce Upon a Time というタイトルの回から、この映画のことを思い出している。

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この時(シーズン9)のローラの吹替は玉川砂記子に代わっているが、それまで長きにわたりローラの声を担当していたのが佐藤久理子である。今回、映画を見てからネットを検索していたら同姓同名の方の記事があった。

www.realtokyo.co.jp

自分の書きたいことを見事に文章化していて、納得することばかりだった。もし、同一人物だったら嬉しい偶然である。