ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

学生街の喫茶店

7月のスタートは雨。昨年はもう梅雨が明けていたから、今年は梅雨らしい日が続いているともいえるが、ちょっと降り過ぎでもある。

今朝の「あまちゃん」ではアキと薬師丸ひろ子演じる鈴鹿ひろ美との出会いが描かれた。10年前に初めて見た時と同じようにテンションが上がった。

薬師丸といえば個人的には映画「Wの悲劇」ということになるが、当然のことながら1984年に公開された時に映画館で観ている。映画には世良公則が出演しているが、世良は同じ年に映画「ザ・オーディション」にも出演しており、こちらも忘れられない映画になっている。この映画に出演したセイントフォーと「あまちゃん」でのGMTが重なってしまう。夢を実現するために努力する姿は美しい。

そんな1984年の昨日、6月30日は土曜日だった。この日の夜、自分もあるイベントのステージに立っていた。練習は大変だったが、女性も大勢だったので若い自分はそれだけでも楽しかった。その夜のことは今でも鮮明な記憶として刻まれている。

そこで知り合った女性が通っていた女子大の学園祭に招待されて行った日のことも忘れられない。当時はまだメイドカフェなんて無かったが、喫茶店のウェイトレス姿の3人組は素敵だった。今でもその時の写真は大切に保存してあるが、その姿が明日最終回のドラマ「日曜の夜くらいは...」の3人に重なってしまった。残念ながら当時の写真は掲載できないが、背の並びもそっくりだった。

その最終回でどんなカフェになるのか楽しみである。そんな喫茶店の思い出も色々とあるが、40年前の7月12日の日記には次のように書かれている。

彼女、なんて素敵だったんだろう。

何か言葉がうまく出てこないほど、今は考えるたびに胸がいっぱいになる。

一緒に帰り、喫茶店で語り合った。

映画のこと、クラブのこと、小説のこと。

まだ初めて話してから一月足らずだというのに、今すごく彼女を身近に感じる。

この喫茶店、先日たまたま場所にひっかかって見た「ずん喫茶」で紹介はされなかったけど、彼女と歩いた道はそのままだった。駅前はすっかり変わってしまったけど、思い出の場所は今でも変わらない。


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