ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

長文を書いてみたい

このところ色々なブログを読んでいる。ドラマ評、映画評、音楽評と話題は様々なれど、皆さん本当に文章が上手であり、かつ饒舌だ。自分など書きたいことはあるものの、文章がなかなか浮かばずに、すぐに中断してしまい先に進まない。

それでも20代から30代の頃は日記なるものを一生懸命、時間をかけて書いていた。自画自賛になるが今読んでもそれなりに面白い。ふと、あの頃ブログなるものがあったら、どうだっただろうかと考える。

とにかく書くことはたくさんあった。毎日のように映画を観に出かけ、CDを買い漁り、コンサートにもたびたび出かけた。バブルの頃の喧騒はバカバカしくも懐かしい想い出だ。

 今、あの頃に観た映画をWOWOWなどで見返しているが、ただ面白かったといった感想しか出てこない。昔はそれなりにキネ旬などを読んで理解を深めようと努力したものだ。

今ではテレビで何本も映画を見ても、簡単に消費して終わってしまう。これで良いのかと思っても、頭の錆は簡単には落ちない。言葉は出てこないし、何よりも集中力が続かない。すぐに疲れてしまって、ベッドに横になってしまう。

テレビを見ても、音楽を聴いても、ブログを読んでも、すぐに忘れてしまう。これではいけないと思って書いてはみるが、続かずに挫折してしまうことの繰り返し。

そしてまた何十回目かの決意をもってPCに向かって書き始めている。とりあえずリハビリをするつもりで長文を書いてみようと思う。支離滅裂だってかまわない。頭と指を動かすことだ。

 昨日、久々に散髪に出かけた。最近は買い物に出かけるのも自転車を使うので、久々に歩いたことになる。わずか10分足らずとはいえ、足を動かすのがしんどいが筋肉が伸びている感じもして気持ちよくもある。できることなら、もっと歩きたいと思ってはいるが、いかんせん目的がない。

帰宅後テレビをつけたら高校野球予選の決勝戦をやっていた。どちらも甲子園常連の強豪校だ。結果は8回裏の逆転ホームランで決まった。どちらが勝ってもたいした違いはないが、それでも見てしまうとそれなりに熱くなるから不思議である。

 今週は月火と大雨が降り続き、テレビで国会中継を見続けた。閉会中審査とやらで加計問題を追及していたがまたしても不完全燃焼で終わってしまった。

安倍首相が追及されるのは悪代官に攻め込むような感覚で面白いのだが、いかんせん斬り込む野党が弱すぎてカタルシスが得られない。

期待の森ゆうこは手柄を上げようとあせってしまったのか空回りで終わってしまった。こういう優勢の時こそ、落ち着いて攻めなければいけなかったのだ。

いずれにしても、真相は解明されないままではあるが、与党の側も信頼回復には程遠い状態で勝負は引き分けといったところ。

 テレビドラマは相変わらず「ひよっこ」と「やすらぎの郷」が好調だ。さすがに長丁場だけに少々だれたところもあったが、どちらもここにきて面白さに拍車がかかり始めた。

やすらぎの郷」では若き日の浮気相手の孫として清野菜名が登場。「ウロボロス」で知って以来だが、このドラマの中では若き日の憧憬を象徴する存在として実に魅力的に描かれている。これまで松岡茉優だけだった若さは貴重なだけに、今後の展開が気になるところ。

それに対して「ひよっこ」は最初から若さ爆発で有村架純の魅力にあふれている。今日はテレビ局が舞台となり「あまちゃん」の天野春子の若き日がだぶってしまった。

これは、ちょっとしたお遊びみたいなもので本筋には関係ないと思うが、なんとも贅沢なシーンであった。それよりも、その前に会った短い恋のエピソードが印象的で、漫画にも描かれた有村のあっちょんぶりけが可愛かった。

それと同じシチュエーションが「過保護のカホコ」で描かれた。今期のドラマでまさかの大当たりだったりする。高畑充希主演で、相手役が竹内涼真で展開するドタバタ・ラブコメ模様はあまりにキュートだ。

高畑の朝ドラ「とと姉ちゃん」はまるで魅力的ではなかったが、その前に出ていた「ごちそうさん」での演技には感心した。そして本作でのオーバーな演技で魅力全開である。今はこの3本の恋愛模様から目が離せない。

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