ささやかな日常の記録

現在と過去のエンタメなど

映画「私をスキーに連れてって」

私をスキーに連れてって」を見た。公開は1987年11月。当時は原田より薬師丸ファンであったため、映画館では観ていない。なによりも、こういうトレンディ・ドラマを嫌悪していた。それでも同じスタッフが出版した「極楽スキー」は購入した。

映画はたぶん、だいぶ遅れてからテレビで見たのだと思う。くっだらねーって思った。それでも先日、久々に「時をかける少女」を見たばかりだったので、流れで見直してみた。そうしたら意外にも楽しめた。ロングヘアーになった原田知世が可愛いかった。「時かけ」から4年、あのラストシーンと同じように成長していた。「さびしんぼう」の富田靖子にも似た雰囲気があった。

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当時は苦手だったユーミンも、その後ハマることになった。スキー場を舞台にしたプロモーション・ビデオの趣き。それでも改めて見ると、ガジェットとしてのスキーの魅力がよく描かれている。がっちりした靴にスキー板をカチッと接続する。ウェアーもまたファッショナブルだ。原田の格好はまさにゲレンデ美人にふさわしく、まさにハートを射抜かれた感じ。

公開から遅れること1年余り。時代は平成になった1989年2月。自分の日常にもバブルが訪れた。

2月7日(火)

一昨日の夜に帰省して、翌朝5時に彼女からの電話でたたき起こされた。それから車で苗場に行き、初めて一緒にスキーを楽しんだ。 

 会社の後輩たちとのスキーであったが、楽しい経験だった。その後、20日にも出かけ、写真を撮った。まさに映画そのものだった。そして、お決まりのように恋をした。